ウェイブプール建設においてケリー・スレーターのライバルであるグレッグ・ウェバー。
ケリーのウェイブプール「サーフ・ランチ」が米国フロリダ州で2019年、初の商業施設としてオープン予定となっているので、気になっていた方もいるはずのグレッグによるウェイブプール。
ちなみに、現在ではグレッグのウェイブプールは「Tunnel Vision Wave Park」となっているので、ここからはトンネルビジョンと表記します。
トンネルビジョンのこれまでの動きとして、2018年頭には建設許可を得て、2018年半ばには完成予定と以前にお伝えしておりました。しかし、予定通りに事が進まないのがウェイブプールで、その後の進捗情報はありませんでした。
そんな中、ようやく届いた最新情報。最新情報によると、建設予定地はオーストラリアのクイーンズランド州ローガン郊外となるローガンホルム。地図上の場所と建設予定図は以下の通り。
ウェイブプールはこれまでにグレッグが公言していた通りの長円形であり、長さ350メートル×幅150メートルというサイズ。
ウェイブプール以外には、移設内にスケートパーク(屋内と屋外)、ジム、レストラン、お土産屋、サーフボード工場などが併設されるとのこと。
ようやく現実味を帯びてきたトンネルビジョン。現在までの進展はと言うと、用地取得と事前承認を得ていて、5月22日にローガン市に建設許可の申請をしたということで、まだまだ時間は掛かりそうですね。
場所的には完全なる内陸地ではなく、サーファー人口の極めて高いゴールドコーストから近距離ということで、オープンともなれば大きな注目を集めること間違いない場所ではないでしょうか。
今後の流れを考えると、これまでのプランではウェイブプールの建設自体は半年強との見込みなので、早くても来年2019年の完成予定を見通していると思われます。
2019年と言えば、フロリダでサーフ・ランチ、メルボルンでザ・コーヴ利用のウェイブプールなどがオープン予定。この二つに加えてトンネルビジョン、さらにはオッキーやバートン・リンチが関わるサーフ・レイクスもオープンとなれば、ウェイブプールマーケットの競争が激化することになるでしょう。