いよいよ5月28日から開幕するCT第6戦『Quiksilver/ROXY Pro G-Land』
G-Landの特徴であるフォローで長いレフトのリーフブレイクはツアーのどのブレイクとも似通わない波であり、選手はボードが折れることも考慮して大量のボードを持ち込んでいる。
その中でも注目されるのは、ケリー・スレーターだろう。
パイプラインの2021年CT開幕戦でも多くのメディアに取り上げられていたバリ島のマイク・ウーに5種類の長さのボードをオーダーして無事に受け取ったとInstagramにポストされている。
ツアーの中で最もサーフボードにこだわりを持ち、自らサーフボードブランドまで立ち上げて成功を収めているケリー。
ハワイではウェイド・トコロのサーフボードに乗り、インドネシアではマイク・ウーを使う。
その土地の波を知り尽くしたシェイパーを信頼するのは理にかなっているし、長年培ってきた経験から学んだ最適な方法なのだろう。
約20年ぶりに開催されるG-Land戦には1995年の初回イベントで優勝、ルーク・イーガン(AUS)が優勝した1997年のイベントにも出場。
イベント前のインタビューでは「ここは、かつて “ドリーム・ツアー “というコンセプトが生まれた場所なんだ。パーフェクトな波を求め、サーフトリップや冒険をしているような気分でコンテストに臨んだ最初のイベントであり、それは今もあまり変わっていないよ。今回戻ってきて、数年前との変化を目の当たりにすると、本当にクールな気分だね。今週の波がどうなるか分からないけど、グーフィーフッターやジョン・ジョンのような選手に勝つのは難しいかな。自分にとっての夢のシナリオは、セミファイナルでジョンを倒し、ファイナルでギャビーに挑むことさ」と話している。
『Quiksilver/ROXY Pro G-Land』は間も無くスタートするl
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)