カイ・レニーがSUPを楽しむなどCT選手以外にも解放して様々な利用方法を提示しているケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」
9月にはいよいよ初のCTイベント『Surf Ranch Pro』がスタンバイしている。
その前に5月に開催されたWSL初のリージョナル対抗のチーム戦『Founders’ Cup of Surfing』で課題になっていたエアリアルのセクションを改良するため、元CT選手でエアリアルのスペシャリスト、ジョシュ・カーとフリーサーファーで2015年にイギリスのウェーブプール『Surf Snowdonia』で開催されたコンテスト『Red Bull Unleashed』で優勝経験もあるアルビー・レイヤーを招いたとSTABマガジンが公表。
アルビーはテキサス州ウェーコにオープンした(現在は閉鎖中、7月に再オープン予定)『BSRサーフリゾート』にもテストに招かれた一人で、いわばウェーブプールのスペシャリスト。
「サーフランチ」と『BSRサーフリゾート』の波は根本的に仕組みが違うので、比較することは難しいが、具体的にはバレルとターンセクションに分かれていた「サーフランチ」の波にエアリアルがしやすいようなクローズアウトセクションを設けるアドバイスをしたとか。
もう少し改良すればフリップやダブルスピンも可能になると公言。
正直、『Founders’ Cup of Surfing』では当たり前のようだが、全て同じ波だったので自然の海と比べるとワクワク感がなかった。
アルビーによると「サーフランチ」は何千通りの設定が出来るそうなので、ランダムに異なる種類の波が発生するようにすればコンテストも面白くなるのでは?
呼び出された目的は完璧な男、ケリー・スレーターが創り出した波にエアーセクションを加えるためのフィードバックさ。
この波は何千もの異なる設定が出来るんだってよ。
知らなかったよ。最高だよね。
テストを繰り返す度にベターになって、オレ達が試したいくつかのセクションは凄い良くなり始めたんだ。
最近の激しいウェーブプール競争、凄いサーフィンが出来るけど、どうして良いか分からない気持ちもある。
まるで子供の時に夢見た不思議なシナリオが現実になっているようだよ。
でも、これは現実なんだ。
アルビー・レイヤー
参照記事
Kelly Slater’s Wave Just Formed A Bonus Air Section
(黒本人志)