8月に開催されるCT最終戦を前にタヒチのチョープーに今シーズン最大のスウェルがヒットした。
これは2021年8月13日に入った巨大なサウススウェルよりも大きく、2011年8月のコードレッド以来のサイズ。
セッションに参加したサーファーの最年少のギルバート・ティーブは2011年当時5歳で、その他のメンバーも大半はまだこの波にチャレンジするような年齢と経験が無かったといえば、今回のウネリがどれだけ特別だったということが分かるだろう。
ウネリのピークは7月13日〜14日で、目を疑うような恐ろしい波がSNSで拡散されている。
コードレッドとは政府が危険なウネリを予想して24時間航海禁止するという意味で、発令中はチョープーにアクセスする道路も封鎖され、警察が取り締まりをおこなっていたが、ローカルや世界中から集まったビッグウェーバーは規制が入る夜明け前には出航していたのだ。
セッションに参加した主なサーファーは以下。
アイミオ・チェルマク
コア・ロスマン
ビリー・ケンパー
ルーカス・チアンカ
カーラ・グレース
マニュティア・タヒマンナリ
マタヒ・ドローレ
ギルバート・ティーブ
ジャスティン・デュポン
マヌテア・タヒマナリイ
ノア・ベッシェン
ちなみにこのウネリはタヒチより東側の太平洋全域に広がり、ハワイやアメリカ本土にも到達する予想。
タヒチとはスケールが違うものの、年に何度もないようなコンディションの映像が公開されそうだ。
(空海)
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