オアフ島のノースショアと言えば、パイプラインを始めとするビッグウェーブを想像すると思うが、夏は全くと言っていいほど波がなく、冬の喧騒が嘘のように静かになる。
逆に夏はサウスサイドがサーファーにとってのメインとなる。
コンスタントにサウススウェルが入り、アラモアナボウルズなどでバレルセッションが行われ、現在開催中のデューク・カハナモクの生誕を祝う『Dukes Oceanfest』など様々なイベントで賑やかになる。
かと言ってノースショアのサーファーが毎日サウスに通うわけではなく、夏は休息の時間と静かに過ごすサーファーも多いようだ。
その一人であるコア・ロスマンが13万人以上の登録者を誇る自身のYOUTUBEチャンネル「This is Livin」でノースショアのパイプライン、ロッキーポイントの夏と冬を比較する動画を公開した。
夏のノースショアはウネリが弱く、砂浜も広く、その砂によって岩も覆われる。
しかし、冬は大きなウネリによって砂が動き、砂浜の幅が狭くなり、岩もむき出しになる。
また、冬のノースショア。
とりわけパイプラインのラインナップでの優先順位についてもコアは語っている。
ハイシーズンには100人以上も集まるパイプラインだが、テイクオフはローカルのグループが優先される。
しかし、一筋縄ではいかない時もあり、ストレスが溜まることもある。
それでもパイプラインは他にない人生でベストのバレルなんだと力説する。
(空海)