今冬のノースショアイベントの目玉でもある『Vans Pipe Masters』、通称「パイプマスターズ」に日本人として唯一将来された伊東李安琉のオフィシャルムービーが公開された!
CTイベントからハワイアンを中心とした招待制イベントに生まれ変わった「パイプマスターズ」は優勝賞金10万ドル!
現在、円安のために日本円に換算すると約1340万円。
何より招待選手が超豪華で、ケリー・スレーターやジョン・ジョン・フローレンス、ガブリエル・メディナ、イタロ・フェレイラ、ジャック・ロビンソンなどのCT選手の他、和井田理央、ジョエル・チューダーの息子、トッシュ・チューダー、マット・メオラ、クレイグ・アンダーソン、マイケル・フェブラリー、ハリー・ブライアント、ノア・ディーンといった今までのパイプマスターズでは縁がないようなフリーサーファーや、ビリー・ケンパー、コア・スミス、メイソン・ホーなどのハワイアン。ウィメンズはカリッサ・ムーア、ステファニー・ギルモア、タイラー・ライト、ココ・ホーなど世界中のトップサーファーが集結するのだ。
伊東李安琉プロフィール
伊東李安琉
Riaru Ito
2002年8月18日生まれ
宮崎出身
4歳からサーフィンを始め、キッズ時代から多くの大会へ出場し優勝をはじめ上位のリザルトを残してきた日本の次世代シーンを担うライダーのひとり。
幼少の頃よりエアーやチューブライドなど何を繰り出すかわからないその天才的なサーフィンで多くのファンを魅了している。
2018年のISA世界ジュニア 選手権では日本代表として出場し、U16の個人戦で4位入賞。団体での日本の金メダル獲得に貢献した。
2019年『Ichinomiya Isumi Super Kids Challenge』 U16 Cadetでの優勝、 また2021年には日本プロサーフィンツア(JPSA)で初優勝を果たす。
伊東李安琉エピソード
幼少からその類稀なサーフィンセンスを注目されてきた伊東李安琉。
オーストラリアのジュニアキャンプに参加した時、当時クイックシルバーのグローバルチームマネージャーであった元CT選手のジェイク・パターソンが「あのジャパニーズ・キッズは誰だ?すぐチームに入れるべきだ」と進言したとエピソードが残っているほど。
その後、JPSAプロ資格獲得、ISAジュニア選手権に日本代表として出場し団体金メダル獲得に貢献。
また昨年にはJPSA初優勝など順調にキャリアを積み重ねてきた。
今年に入ってからは、ノースショア・パイプラインで開催された「バックドア シュートアウト」でのパフォーマンスやメキシコやタヒチなどで元々、評価が高かったビッグウェイブチューブライドにさらに磨きをかけ、更なるステージへとレベルアップ、それが世界に認められ今回への招待へとつながったのでしょう。
「STAB」撮影のオフィシャルムービー
『Vans Pipe Masters』のオフィシャルサイトで公開されている伊東李安琉のムービーはオフィシャルメディアパートナー「STAB」が担当。
撮影は地元宮崎で行われ、コンテストに臨む決意やパイプの攻略法などが本人の言葉で語られている必見の内容だ。
「怖い気持ちが勝っています。でも、自分の求めている場所はパイプラインなので、そこで結果を残すことが自分の目標です」
伊東李安琉
『Vans Pipe Masters』は12月8日〜20日にパイプラインで開催される。
『Vans Pipe Masters』公式サイト
https://pipemasters.vans.com/
(空海)