会場のタヒチ・チョープー Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura

【パリ2024オリンピック】サーフィン競技結果速報・見逃し配信映像まとめ

▼目次
・ライブ/見逃し配信情報
・日本代表選手結果

日本代表選手ヒート時間・詳細
7/28(日)
・ラウンド1(終了)
7/29(月)
ラウンド2(終了)
7/30(火)
男子ラウンド3 (終了)
7/31(水) ※オフ
8/1(木) ※オフ
8/2(金)
女子ラウンド3(終了)
男子ラウンド4(終了)
女子ラウンド4(終了)
8/3(土) ※オフ
8/4(日) ※オフ
8/5(月) ※オフ
8/6(火)
準決勝(終了)
3位決定戦(終了)
決勝(終了)

パリ2024オリンピックにおけるサーフィン競技が、会場であるタヒチ時間で7/27朝7時(日本時間で7/28(日)早朝2:00)より競技スタート。※タヒチと日本の時差は+19時間

当初予定のスケジュールは全4日間だったが、日程は会場の波のコンディション等を考慮して順次変更。予備日は最長で8/5(日本時間で8/6)まで。

▲パリ五輪サーフィン特設ページ

NHKプラスとTVerでライブ配信中

競技のライブ映像はNHKプラスTVre(ティーバー)で配信中。NHKプラスはさかのぼり再生可能。TVerはライブのみ、見逃し配信がないためご注意を(後にハイライト動画の配信予定あり)。

NHKプラス パリオリンピック2024サイト
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/

★見逃し配信
ラウンド1
ラウンド2
男子ラウンド3
女子ラウンド3・準々決勝
準決勝・3位決定戦・決勝

TVer パリ五輪特設ページ
https://tver.jp/olympic/paris2024/
※ID登録なしでも視聴可能

ISAサイト ライブスコア
https://isasurf.org/event/paris-2024/

日本代表選手結果

競技選手結果大会順位
サーフィン男子稲葉玲王ラウンド4敗退5位
サーフィン女子松田詩野ラウンド3敗退9位
サーフィン男子五十嵐カノアラウンド3敗退9位
サーフィン男子コナー・オレアリーラウンド3敗退9位
NAMINORIジャパン Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

開催日程とヒート開始時間

当初予定スケジュールは4日間で、開幕前から初日~2日目がグッドコンディション予想。その後は悪化傾向のため延期が濃厚とされていたが、3日目は大きくサイズアップしたチョープーでコンテストON。ラウンド3は男子のみを消化し、女子は延期。その後は2日のオフを挟んで競技再開となったが、後半にずれるほど波が良いとの判断もあり、SF以降はまた3日間オフ、予備日程の最終日まで待って競技再開となった。

以下、各ラウンドの日程とヒート開始時間、結果速報などは以下(日本時間で記載)。


■ 7/28(日)ラウンド1 終了

★NHKプラス 見逃し配信
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/detail.html?scheduleSessionId=83497ebd-f45b-d47e-f281-9edbe9bcad9f

1ヒート30分。それぞれ各3人ヒートで行われ、1位の選手のみラウンド3へアップ。残りの2名は敗者復活戦のラウンド2へ

日本時間スケジュール
2:00男子ラウンド1ヒート1〜8
6:48女子ラウンド1ヒート1〜8

【日本選手ヒート時間・結果

<結果速報>
昨年CTワールドチャンピオンのフィリッペ・トレド、ペルーのアロンソ・コレアの3人ヒート。
序盤、五十嵐が小ぶりな波でバレルに入り4.17ptを出すも、その後はノーライド。
その間にアロンソが次々に波を掴む。レイトテイクオフで大きめのバレルに入り8.50、ヒート開始10分でトータル14.33ptと大きくリード。
中盤にフィリッペもようやくバレルを掴み、6.23ptで2位につけるも、その後はポテンシャルのある波が入らず試合終了。
1位はアロンソ、五十嵐は1本のみのライディングで3位敗退。明日のラウンド2(敗者復活戦)にまわることになった。

1位 Alonso CORREA(PER)14.33
2位 Filipe TOLEDO(BRA)7.63
3位 五十嵐カノア(JPN)4.17

五十嵐カノア Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
日本のコナー・オレアリー、優勝候補筆頭のガブリエル・メディナ、ユニバーサル枠で出場権を得たブライアン・ぺレス(エルサルバドル)のカード。
波数が減って各選手ロースコア止まりの中、序盤から次々に波を掴んでいくガブリエルが、開始10分でクリーンなチューブを2本抜けトータル13.34pt、1位のポジションを固める。
中盤にコナーがコンパクトなチューブを抜けて3.73pt。さらに残り3分で6.20ptをスコアし2位に浮上するも、そのまま試合終了。
さらにバックアップを上げたガブが1位でR3へ、コナーは2位敗退となり敗者復活戦のラウンド2にまわった。

1位 Gabriel MEDINA(BRA)13.50
2位 コナー・オレアリー(JPN)9.93
3位 Bryan PEREZ(ESA)7.53

コナー・オレアリー Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
稲葉玲王は、日本人ハーフの和井田理央(インドネシア)とレオナルド・フィオラバンティ(イタリア)の2名のCT選手と対戦。
開始5分で稲葉がテイクオフ、ディープなポジションからのプルインで7.33pt、続けて5.43ptをスコアし、トータル12.76ptでヒートをリードする。
残り15分で稲葉1位、和井田、レオナルドも短いチューブを抜けるもミドルスコア止まり。その後はポテンシャルのある波が入らず、稲葉が逃げ切る形で見事1位通過!ラウンド3へ駒を進めた。

1位 稲葉玲王(JPN)12.76
2位 Leonardo FIORAVANTI(ITA)8.87
3位 Rio WAIDA(INA)5.74

稲葉玲王 Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
波乗りジャパン紅一点の松田詩野は、東京オリンピック金メダルのカリッサ・ムーア、同じく五輪2度目のテレッサ・ボンバロと対戦。
開始後すぐに松田が波を掴むがチューブにならず、すかさず捉えた2本目の波で、深いバレルを抜けエクセレントの8.33ptをスコア。トータル10.66ptの松田が1位となりバックアップを探す。しかし中盤からエンジンがかかり始めたカリッサが、サイズのある波で深いチューブをクリーンメイクし9.00pt。さらに7.50pを重ね、トータルスコアを15.17ptまで引き上げる。
残り2分で松田に必要なスコアは8.18pt。その後はセットが入らず、惜しくも2位敗退で明日のラウンド2にまわった。

1位 Carissa MOORE(USA)16.50
2位 松田詩野(JPN)11.16
3位 Teresa BONVALOT(POR)10.34

松田詩野 Photo:THE SURF NEWS / Yasuma Miura

■ 7/29(月)ラウンド2 終了

★NHKプラス 見逃し配信
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/detail.html?scheduleSessionId=cfe6b73c-8060-1d4e-0529-21cbe9016090

1ヒート30分。ラウンド2以降は全てをマンオンマンの2名ヒートで行い、1位の選手が次ラウンドへ進む

日本時間スケジュール
2:00女子ラウンド2ヒート1〜8
6:48男子ラウンド2ヒート1〜8
昨日より風が入り乗りづらいコンディション。早朝には延期の噂もあったが予定通りコンテストがONに Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

【日本人選手ヒート時間・結果

<結果速報>
松田詩野のラウンド2はグーフィーフッター対決、ラウンド1と同じポルトガルのテレッサ・ボンバロと再対戦。
波数が少ない中、序盤にテレッサが短いチューブを抜け3.67ptでリード。その後はチューブになる波が入らず、両者ともにターンで攻めるが得点が伸びない。
しかし残り7分、アンダープライオリティのシチュエーションで、ようやく松田がチューブの波を掴む。バランスを崩しながらもバレルに入りクリーンメイク、7.67ptがコールされ大逆転!これが最後の波となり、松田があぶないヒートを勝利。見事ラウンド3へ進出した。

1位 松田詩野(JPN)9.77
2位 Teresa BONVALOT(POR)6.84

松田詩野 バレルに入った瞬間に大歓声があがる Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
松田詩野 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
日本の五十嵐カノア、ラウンド2はジュニア時代からのチームメイトで親友、イタリアのレオナルド・フィオラバンティと対戦。
朝よりも風が強まりバンピーなコンディションの中、開始8分で五十嵐が風にあおられながらのプルイン、うまく出口を見つけ7.17ptで先行。さらにヒート中盤、プライオリティを持つレオナルドが見送った波で6.00pt、トータル13.17ptでリードを広げる。
コンビネーションスコアに追い込まれたレオナルドは、残り5分で5.67ptを返すが、五十嵐がバックアップも塗り替えて、そのまま試合終了。1本のみのライディングで敗退したラウンド1と打って変わり一方的な試合展開で五十嵐が快勝。ラウンド3へ駒を進めた。

1位 五十嵐カノア(JPN)13.87
2位 Leonardo FIORAVANTI(ITA)7.00

五十嵐カノア Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
カノア&レオナルド

<結果速報>
ラウンド2、日本勢最後のコナー・オレアリーはドイツのティムエルターと対戦。
さらに風が強まりコンディションが悪化する中、両者10分間ノーライドでリスタート。さらに9分が経過し、ようやくティムが最初の波にテイクオフ、バレルにつつまれるが出口を見つけることができない。
これでプライオリティを持ったコナーはじっくりと波を待ち、残り15分で長いバレルをメイク、フィニッシュに強烈なレイバックも魅せて7.33pt。
中盤、ティムも4.5ptを返すが、コナーがもう一度バレルを抜けて、ダメ押しの7.17pt。ティムに必要なスコアは10pt、その後はセットが入らずに試合終了。落ち着いた試合運びできっちり2本を揃えたコナーがラウンド3へアップ。日本勢全てがラウンド3へ進出となった。

1位 コナー・オレアリー(JPN)14.50
2位 Tim ELTER(GER)6.07

コナー・オレアリー Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

■ 7/30(火)男子ラウンド3 終了

★NHKプラス 見逃し配信
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/detail.html?scheduleSessionId=26687a05-82c5-33ec-2ad8-e431b2f539f4

Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

ラウンド3は1ヒート30分。
昨日よりサイズアップし、3日目連続でコンテストがON!

日本時間スケジュール
2:00男子ラウンド3ヒート1〜8
6:48女子ラウンド3 ※延期ヒート1〜8

<結果速報>
日本選手でただひとり、ラウンド1をトップ通過した稲葉玲王。ラウンド3は、前日にヒートハイエストをマークしたブラジルのフィリッペ・トレドと対戦。
波は昨日よりも大きくサイズアップ。ようやくチョープー本来の姿を見せてきた。両者ともにじっくりと波を選ぶ中、この日も故・小川直久と同デザインのヘルメットを着用した稲葉が、開始8分で特大セットにテイクオフ!巨大なバレルに潰され板を折ってしまうが、ジェットスキーで替えの板を取り、その後も猛チャージを見せる。
ヒート中盤、立て続け波に乗る稲葉が、浅めながらもバレルに入り3.17pt。ようやくフィリッペも手を出すが、ワイプアウトでボードを折ってしまう。
残り3分、プライオリティを持った稲葉がミドルサイズでプルイン、2.83ptを重ねてトータル6.0pt。
終了間際にフィリッペが波を掴むも逆転ならず。見事、稲葉が「気合い」のチャージでQF進出を決めた。

1位 稲葉玲王(JPN)6.00
2位 Filipe TOLEDO(BRA)2.46

稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
ラウンド3ヒート5に登場した日本の五十嵐カノアは、優勝候補筆頭の強敵、ブラジルのガブリエル・メディナと対戦。
序盤、大きく右にポジションを移したガブリエルが短いチューブで2.50pt、続けて五十嵐がテイクオフするもチューブにならず。
すかさずガブリエルが大きなセットを掴み、ディープなバレルを抜ける。このライディングにジャッジ2人が10ptをつけ、9.90ptがコール。さらに5.33ptを重ねて五十嵐にプレッシャーをかける。
中盤、五十嵐は深い位置からバレルを狙うもフリーフォールのワイプアウト。次々に波に乗るガブリエルは、さらに7.50ptを重ねてトータル17.40pt。コンビネーションスコアに追い込まれた五十嵐、残り15分でようやくバレルを抜けるも3.67ptとスコアが伸びない。
その後も逆転可能なポテンシャルの波は入らず、五十嵐はここで敗退。今大会を9位で終えた。

1位 Gabriel MEDINA(BRA)17.40
2位 五十嵐カノア(JPN)7.04

五十嵐カノア Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
ガブリエル・メディナ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
日本男子のラウンド3最後の選手、コナー・オレアリーの対戦相手は、古巣オーストラリアチームのイーサン・ユーイング。
さらに風が強まり、コンディション悪化傾向の中、まずはイーサンが短いチューブで5.50pt。続けてコナーも乗るが、ポテンシャルがなく3.0pt止まり。
中盤、イーサンがグラブレールでバレルに入るも潰されてワイプアウト。続くコナーが荒れたフェイスの難しいセクションを抜けてバレルをメイク、8.00ptでリードを取る。
残り8分、イーサンが大きなバレルを抜けて8.67ptをスコアするが、その後もコンディションはみるみる悪化し、コナー、イーサンともに危険なワイプアウトを連発。コナーは最後の最後までチャージを見せるが、逆転かなわずここで敗退。初の五輪を9位タイで終えた。

コナー・オレアリー Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
コナー・オレアリー Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

1位 Ethan EWING(AUS)14.17
2位 コナー・オレアリー(JPN)11.00


■ 7/31(水)オフ

前日に続き海は大荒れ。本日はキャンセル。


■ 8/1(木)オフ

現地では引き続き風が強い状態。波は明日よりダウン傾向のため、落ち着きはじめを狙ってのウェイティングだったが、結局コンディションはまとまらず。現地時間am11時、本日2回目のコールで正式にオフ。予定されていた女子ラウンド3は明日以降に持ち越しとなった。

Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

■ 8/2(金)女子ラウンド3、準々決勝 終了

★NHKプラス 見逃し配信
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/detail.html?scheduleSessionId=d44e06a2-163f-5239-c359-1f5d47e3f316

サイズは下がったもののコンディションは回復。現地時間7:00(日本時間2:00)よりコンテスト再開。女子ラウンド3からスタート!
1ヒート30分。激掘れのバレルは少なめ。

Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
日本時間スケジュール
2:00女子ラウンド3ヒート1~8
6:48男子準々決勝ヒート1〜4
9:12女子準々決勝ヒート1〜4

<女子ラウンド3>

● R3H3 ジョアン・ディファイ vs ヴァヒネ・フィエロ

フランス対決となったヒート3、チューブの波が少なくマニューバー勝負の展開。CT選手のジョアン・ディファイが、ローカルで優勝候補のヴァヒネ・フィエロを下してラウンドアップ。

ヴァヒネ・フィエロ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<結果速報>
ラウンド3ヒート5の松田詩野は、CSでもクオリファイラインに迫っている、スペインのナディア・エロスタルベと対戦。
朝より風が入ってコンディションは悪化、チューブの波も少なくマニューバー勝負の展開。松田はナディアより奥のポジションで波を待つ作戦。
開始5分、手前の波を掴んだナディアがターンで3.50pt、さらにナディアがマニューバーで攻めて4.77pt、トータル8.27ptでリード。
ノーライドの松田は残り15分で波を掴み、2つのターンで2.67pt。しかし続けてナディアもバックアップを上げてリードを広げる。
残り9分、松田がマニューバーで3.17ptを返すが、その後はセットが入らず松田はわずか2本のライディングで敗退。初の五輪は9位タイとなった。

松田詩野 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
松田詩野 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
コーチのジェイク・パターソン Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
ナディア・エロスタルベ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

1位 Nadia EROSTARBE(ESP)8.34
2位 松田詩野(JPN)5.84


<男子ラウンド4(準々決勝)

<結果速報>
日本でただ一人、ラウンド4進出を決めた稲葉玲王は、ここまでバレルでハイスコアを出してきた、ペルーのアロンソ・コレアとのグーフィーフッター対決。
開始5分で両者1本目、アロンソはワイプアウト。稲葉はターンを2つ入れるも2.83pt止まり。中盤にアロンソも小さいチューブをドギードアで抜けるが2.57pt。両者ともに得点を延ばせずヒートを折り返す。
残り13分、アロンソが力い強いスナップで4.17pt。続けて稲葉が奥のポジションからバレルをメイクしガッツポーズ!これが7.33ptで1位のポジション。
しかし残り8分、アロンソがバリエーションのある3ターン、クリティカルなセクションのマニューバーに6.33ptがコールされ、トータル10.50ptで逆転。
稲葉に必要なスコアはわずか3.17pt。プライオリティを持って波を待つが、その後は逆転可能な波は入らず惜しくも敗退。初の五輪で大健闘、5位タイの成績で終えた。

稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
アロンソ・コレア Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
稲葉玲王&田中樹 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R4H1
1位 Alonso CORREA(PER)10.50
2位 稲葉玲王(JPN)10.16

● R4H2
1位 Kauli VAAST(FRA)15.33
2位 Joan DURU(FRA)12.33

ヒート2 カウリ・ヴァースト Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R2H3
1位 Gabriel MEDINA(BRA)14.77
2位 Joao CHIANCA(BRA)9.33

ヒート3 ガブリエル・メディナ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R4H4
1位 Jack ROBINSON(AUS)15.33
2位 Ethan EWING(AUS)13.00

ヒート4 ジャック・ロビンソン Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

<女子ラウンド4(準々決勝>

● R4H1
1位 Caroline MARKS(USA)7.77
2位 Tyler WRIGHT(AUS)5.37

キャロライン・マークス Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R4H2
1位 Johanne DEFAY(FRA)10.34
2位 Carissa MOORE(USA)6.50

ジョアン・ディファイ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura
カリッサ&ジョアン Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R4H3
1位 Tatiana WESTON-WEBB(BRA)8.10
2位 Nadia EROSTARBE(ESP)6.34

タティアナ・ウェストン・ウェブ Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

● R4H4
1位 Brisa HENNESSY(CRC)6.37
2位 Luana SILVA (BRA)5.47

ブリサ・ヘネシー Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

■ 8/3(土)オフ

Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

■ 8/4(日)オフ

■ 8/5(月)オフ


■ 8/6(火)準決勝、3位決定戦、決勝

★NHKプラス 見逃し配信
https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/video/detail.html?scheduleSessionId=90cfe602-7da4-d224-cabc-845af2ccd976

<準決勝>
30分ヒート
<3位決定戦、決勝>
35分ヒート
★=メダル決定戦

日本時間スケジュール
5:30男子準決勝ヒート1~2
6:42女子準決勝ヒート1~2
7:54男子3位決定戦 ★ヒート1
8:35女子3位決定戦 ★ヒート1
9:16男子決勝 ★ヒート1
9:57女子決勝 ★ヒート1

サーフィン競技最終日。スケジュールは少しウェイティングとなり、NEXTコールは日本時間で8/6(火)4:00、競技スタートは5:30を予定。
早朝の様子では、まだ大きなサイズアップはないもののコンディションは悪くなさそうな雰囲気。

日本時間8/6(火)5:30、男子SFよりコンテストスタート。波はこれからサイズアップ予報。

男子セミファイナル(準決勝)

男子ベスト4

● SFヒート1
1位 Kauli VAAST(FRA)10.96
2位 Alonso CORREA(PER)9.60

<結果速報>
サイズアップ予報ながら波はまだそれほど大きくなく、やや風も入った難しいコンディションで、男子SFからスタート。
バレルの波が少ない展開の中、ヒート1はフランス代表でタヒチ出身のカウリ・ヴァーストが、ローカルナレッジを活かした動きでいくつかのバレルをメイク。日本の稲葉玲王を倒したアロンソ・コレアを下して決勝進出。カウリは銀メダル以上が確定。アロンソは3位決定戦へ。

● SFヒート2
1位 Jack ROBINSON(AUS)12.33
2位 Gabriel MEDINA(BRA)6.33

<結果速報>
優勝候補筆頭のブラジルのガブリエル・メディアと、オーストラリアのジャック・ロビンソンの注目カード。スタートから身体が当たってしまうほどのポジション争い。前半はターン勝負の展開の中、ジャックが4.50ptの後、中盤にバレルからフィニッシュターンまでメイクして7.83pt。ガブリエルはターンのみで6.33pt、ニード6.01ptでじっくりと波を待つが、その後は波が止まってしまい残り15分以上をノーライド。ガブリエルは1本のみのライディングでSF敗退。

決勝はカウリ・バーストvsジャック・ロビンソンで、金メダルを争う。
アロンソ、ガブリエルは銅メダルを懸けた3位決定戦へ。

女子セミファイナル(準決勝)

● SFヒート1
1位 Caroline MARKS(USA)12.17
2位 Johanne DEFAY(FRA)12.17

<結果速報>
ベスト4が全てCT選手の女子セミファイナル。
ヒート1は、フランスのジョアン・ディファイvsアメリカのキャロライン・マークスの対戦。
ターンで攻めたジョアンに対して、キャロラインはバレルを織り交ぜながらのライディング、3本目のクリーンメイクで7.00ptをスコア。
両者トータル12.17ptの同スコアとなり、トップスコアを持つキャロラインが決勝進出で銀メダル以上が確定。
ジョアンは3位決定戦へ。

● SFヒート2
Tatiana WESTON-WEBB (BRA)13.66
Brisa HENNESSY(CRC)6.17

<結果速報>
ヒート2は、ブラジルのタティアナ・ウェストン・ウェブvsコスタリカのブリサ・ヘネシー。このヒートも波数が少なく、開始7分までノーライド
1本目、タティアナ、ブリサともにターンのみで得点が伸びない中、プライオリティを持つタティアナの2本目に、ブリサがテイクオフをしてしまい痛恨のインターフェア。

その後、タティアナがトータル10ptを越えた時点でブリサは逆転できず敗退が決定。
タティアナは終盤にバレルもメイクして決勝進出。決勝ではキャロライン・マークスと金メダルを争う。
ジョアン、ブリサは銅メダルを懸けた3位決定戦へ。


3位決定戦(銅メダルマッチ)

● 男子3位決定戦
1位 Gabriel MEDINA(BRA)15.44
2位 Alonso CORREA(PER)12.43

<結果速報>
男子3位決定戦は、SFで1本のみのライディングでまさかの敗退を喫したガブリエル・メディナと、ペルーのアロンソ・コレアが対戦。
開始5分、アロンソがドギードアでチューブをメイクして先行、その後もターン、チューブとアロンソが立て続けに波に乗りヒートをリードする展開。
しかし中盤になり、エンジンがかかりはじめたガブリエルが、深いバレルをドギードアで抜け、ターンも織り交ぜて7.50pt。続けて掴んだ波ではクリーンなバレルをメイクして7.77pt、さらにターンのみでも7.77ptを出し、トータル15.54ptで逆転。
終盤でアロンソに必要なスコアは8.71pt。プライオリティを持って波を待ち続けるが、逆転可能な波は入らず試合終了。
3Xワールドチャンプのガブリエル・メディアが、五輪で初のメダル獲得。パリオリンピックで銅メダルに輝いた。

● 女子3位決定戦
1位 Johanne DEFAY(FRA)12.66
2位 Brisa HENNESSY(CRC)4.93

<結果速報>
女子3位決定戦は、フランス代表のジョアン・ディファイと、SFではインターフェアで敗退を喫したコスタリカのブリサ・ヘネシーが対決。
序盤、ジョアンが2本目の波で、クリティカルなターンを見せ5.83ptで先行。ブリサは深い位置からバレルを狙うも潰されてワイプアウト。
次々に波に乗るジョアンはターンのみで得点を延ばし、中盤に大きなスナップで6.83ptをスコア。トータル11.40ptでヒートを大きくリードする。ブリサはニード9.66ptのシチュエーション、残り5分で波を掴むが1ターン止まり。
プライオリティを持つジョアンは、終盤にバレルをメイクするなど、終始ジョアンのペース。そのまま試合終了となり、フランスのジョアン・ディファイが女子銅メダルを獲得!


決勝

● 男子決勝
1位 Kauli VAAST (FRA)17.67
2位 Jack ROBINSON(AUS)7.83

<結果速報>
パリ2024オリンピック、迎えた男子決勝は、タヒチ出身でローカルのカウリ・ヴァーストと、SFでガブリエルを抑えたジャック・ロビンソン。両者ともに五輪初出場ながら優勝候補同士の対戦。
開始5分、1本目からディープなポジションから長いバレルを抜けたカウリが大きなガッツポーズ、これに9.50ptがコール。続けてジャックもバレルを抜けるが、7.83pt。アウトに戻るパドルバトルを競り勝ったカウリが、プライオリティを持ってすぐさまテイクオフ、長いバレルを抜け、ターンのコンビネーションで8.17pt。開始10分で、カウリがトータル17.67ptのハイスコアで大きくリード。
ジャックはニード9.84pt、中盤は波が止まってしまい小康状態。そのまま20分間波が来ず、ジャックがプライオリティを持ったまま1本のみのライディングで試合終了。

地元の大歓声を受け、金メダルはカウリ・ヴァースト!
銀メダルはジャック・ロビンソン!

カウリ・ヴァースト Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

パリ2024オリンピック サーフィン 男子結果

金メダル カウリ・ヴァースト(フランス)
銀メダル ジャック・ロビンソン(オーストラリア)
銅メダル ガブリエル・メディナ(ブラジル)

● 女子決勝
1位 Caroline MARKS(USA)10.50
2位 Tatiana WESTON-WEBB(BRA)10.33

<結果速報>
迎えた女子決勝は、共に五輪出場2回目、アメリカのキャロライン・マークスと、ブラジルのタティアナ・ウェストン・ウェブの対戦。両者は五輪2回目の出場ながら、パリで初のメダル獲得となる。さらに波数が減り、ポテンシャルのある波も少ない中、前半は両者スコアを伸ばせないまま時間が経過。

残り17分、ようやくキャロラインが形の良い波を掴み、ボトムターンからのプルインでバレルをメイクし7.50pt。
残り9分、タティアナも短いバレルを抜け、ターンでインサイドまでつなぎ5.83ptを返すが、バックアップに3.00ptを加えたキャロラインがトータル10.50ptでリード。タティアナに必要なスコアは4.68pt。

残り2分、プライオリティを持ったキャロラインがバレルに入るもワイプアウト。
その裏の波でタティアナがテイクオフ、チューブにはならないが、大きな3つのターンでインサイドまでつなぎ、そのまま試合終了。しばしのスコアペンディングの後、タティアナにコールされたラストウェーブは4.50pt。逆転にはわずかに届かず、キャロライン・マークスが金メダル!タティアナが銀メダルとなった。

キャロライン・マークス Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

パリ2024オリンピック サーフィン 女子結果

金メダル キャロライン・マークス(アメリカ)
銀メダル タティアナ・ウェストン・ウェブ(ブラジル)
銅メダル ジョアン・ディファイ(フランス)

(THE SURF NEWS編集部)

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