今シーズン、日本開催のコンテストに積極的に参加して御前崎でのQS、下田でのJPSAで優勝した小林桂。
彼は五十嵐カノアと同じく両親は日本人だが、アメリカ生まれで日本語よりも英語がネイティブなサーファーだ。
その小林桂がホームのローワー・トラッセルズで信じられないようなエアーをメイクした。
フロントサイドのフルローテーションから着地の際に両足が離れて頭から落ちたものの、まるで魔法のようにスープの中で体勢を立て直して姿を現したのだ。
「人生で1番良いエアーだったと思う。今までの1番ヤバイフルローテーションだったと思う。普通にエアーリバースをやろうとしたら、フルローテーションになって、エアーした時に足が両方離れてしまったんだ。上と下がどっちか分からなくて自分でもヤバイなと思った」
このクレイジーなエアーはSurflineのライブでもしっかり映っており、かなりのスピードだったことが分かる。
11月14日で26歳になった小林桂。
ストイックなサーファーで知られている彼は最近、ポッドキャスト番組の「Beyond The Lineup」に出演。
日本のQSのようなサーフィンコンテストで勝つために必要なことや、トレーニング、旅行、競技に取り組む厳しい日々について語っていた。
そして、彼が毎日自分を成長させるためにどのように努力しているのか、何が彼を突き動かしているのか、挫折をどう乗り越えているのか、さらにはサーフィン以外の人生についても打ち明けていた。
全て英語だが、このエピソードは夢を追いかけている人にインスピレーションを与える内容なので、ぜひチェックして欲しい。
小林桂の今の目標はCTクオリファイとオリンピック出場。
明確な目標に向かって今日もどこかでサーフィン(彼は毎日サーフィンも目標!)していることだろう。
(空海)