CT歴15年、ISAでは4度も金メダルを獲得しているオージーのサリー・フィッツギボンズがISA次期副会長選挙に立候補した。
スペイン語メディア「Duke Surf」が入手した内部文書によると、12月10日に各国の連盟による投票が行われ、2つの副会長職の席を争う4人の候補者の1人となるそうだ。
現職の副会長であるペルーのカリン・シエラルタ、南アフリカのジョニー・バッカー、セネガルのオマール・セイと競い合うことになる。
ISAの執行委員会は会長のフェルナンド・アゲーレ、副会長4名、通常理事2名、ISAアスリート委員会の委員長ジャスティン・デュポン、事務局長ロバート・ファスロで構成されている。
現職の副会長のうち、任期が終了しないのはフランスのジャン=リュック・アラサスとニュージーランドのバーバラ・ケンドール。
任期満了となるもう1人の副会長、ジンバブエのカースティ・コヴェントリーは再選に立候補していない。
フィッツギボンズは、副会長職に加えて、通常理事の席にも立候補。
ここでは現職の井本公文、大石純也、アメリカ領サモアのジョー・ウィルソン、ニュージーランドのバーバラ・ケンドールとの争いになる。
ISA副会長の職務には、新しい加盟国の承認や世界選手権開催地の選定など、重要な意思決定への署名が含まれる。
サリーの競技実績を考えると、彼女の委員会への参加は2032年ブリスベンオリンピックに向けた戦略的役割を果たす可能性がある。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(空海)