五十嵐カノアの父、勉氏が運営するYouTubeチャンネルでポルトガル編が公開された。
今回の動画は家族の視点で捉えたビッグウェーブの聖地、ナザレでのチューブ合戦がメイン。
動画はLA空港から始まる。
一足先にポルトガルに滞在しているカノアを追って勉氏と弟のキアヌがNY経由でポルトガルのリスボンへ向かう。
リスボンからナザレは車で約1時間30分ほど。
ナザレは漁師町で、有名なポイント「プライア・ド・ノルテ」はその意味である北のビーチの通り、町の北側に位置する。
ポイントを見下ろす灯台にはサーフィン・ミュージアムがあり、ナザレで使用された数々のサーフボードなどが展示されている。
また、ギネス世界記録が生まれるほどの大波がどのように形成されるのかを解説する海底地形などの展示物も楽しめる。
後半のサーフセッションは6ftのバックドアのような波で、ジェットスキーでのトーインを練習しているサーファーも多かった。
カノアもトーインでのテイクオフに挑み、難しいセクションを見事にメイクしていたシーンが収録されている。
イタロ・フェレイラ、ミシェル・ボレーズも参加したこの特別なセッション。
残念ながらカノアはサーフシーンだけで声を聞けないが、勉氏のVlog形式の動画では、WSLの公式では見ることができない五十嵐家の日常や、舞台裏の様子が垣間見られ、ナザレの魅力や家族の絆が感じられる内容になっている。
(空海)