若い頃から食事管理にこだわり、「健康オタク」とも呼ばれているケリー・スレーターがTikTokやInstagramで人気のインフルエンサー、アディ・グティエレスに対して批判的なコメントをしたことが注目を集めている。
アディ・グティエレスとは?
アディ・グティエレスは主にTikTok、Instagramで活動するインフルエンサーで、「What I Ate Today(今日食べたもの)」と題した動画で広く知られている。
大胆でユーモラスなスタイルで一日の食事を紹介し、多くの視聴者に衝撃と笑いを提供している。
同時に「Body Positivity」と呼ばれるすべての体型や外見を尊重し、自己受容とセルフラブを促進する社会運動の一つを推進するメッセージを発信。
その体型を受け入れる姿勢が支持者の間で称賛されている。
しかし、極端な食生活を見せる内容は批判を呼ぶことも少なくない。
ケリー・スレーターが批判した動画
ケリーが「This is sad.(本当に悲しい・心が痛む)」とコメントをした動画はアディの日常的な一つで、朝食としてミルクに浸したグレーズドドーナツや揚げたチキンを食べる様子などを紹介している。
この発言は瞬く間に拡散され、17,000件以上の「いいね」が付き、約100件の返信が寄せられた。
ほとんどの返信はケリーを支持するもので、「Goat knows(最高の人は分かっている)」や「彼こそレジェンドだ」というコメントが目立つが、一部のコメントでは「悲しいのは、あなたが気にしていることだ」といった反論や、ケリーの関与に疑問を呈する意見もある。
プロスポーツ選手の代表でもあるケリーは、長年に渡り健康的な生活習慣を実践し、他人にも推奨してきた経緯がある。50歳を超えても衰えないパフォーマンスはその成果を示すものとされている。
一方で、アディ・グティエレスのようなインフルエンサーは、肥満や健康問題を抱える人々に対し、体型を受け入れる重要性を訴えている。
この二人の立場は、現代の健康文化における対立点を浮き彫りにしている。
(空海)