ジョアン・ディファイが妊娠を理由にツアーを休養

CT歴10年のベテランで、パリ五輪では銅メダルを獲得したレユニオンアイランド出身のジョアン・ディファイが妊娠を理由にツアーを休養することを発表した。

2025年シーズンは開幕戦を欠場。第2戦は9位でフィニッシュしており、ランキング16位と低迷している。
すでにお腹が大きくなりかけているので、サーフィンも本調子ではなかったと予想される。

WSLからの公式発表はまだないが、過去の実績を考慮するとジョアンには来シーズンのワイルドカードが与えられる可能性が高いだろう。
また、ジョアンの代理の選手も近日中に発表されるだろう。

“こんにちは皆さん。
ちょっとしたお知らせがあります。

正直に言うと、オリンピック後の時期は簡単ではなかった。
あれほどの感情を経て、どこでモチベーションを見つけ、やる気や意味を感じれば良いのか…。
自分の中に深く潜り、あの銅メダルを見つけ出した。
また、昨年3月には家族(ほぼ全員)が見守る中で、ヨーロッパで6度目のワールドツアーの優勝を果たした。
15年以上、世界中を旅して子供の頃からの夢を追い続け、全てを達成して目標をクリアし、30歳を超えた。
物事の見方も変わり、優先順位も進化していく。

これからも夢を追い続けるためには、少しの休息が必要。そして、他のプロジェクトに取り組みたいと思っている。

その中には、母親になるという新しい冒険も含まれているわ。
この新しい冒険のために、今後数ヶ月間はワールドツアーをお休みすることになるけど、来シーズンには最高の状態で戻れるようにしたいと思っているので、ご安心くださいね。

私はお腹が大きくてもできる限り長くサーフィンを続けるつもりよ。
そして、母親業とトレーニングをうまく両立させようとしているわ。
男性は父親になりながらプロキャリアを続けられるという幸運があるけど、私は母親になりながら自分のキャリアを続けていきたいと思っている。 “

(染谷たかし)

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