シェーン・へリング、享年53歳。
あまりにも早すぎる死に、多くの著名サーファーがSNSに追悼のメッセージを投稿している。
1992年のCTでライバル関係にあったケリー・スレーターも、自身のInstagramですぐにシェーンとの思い出と胸の内を明かした。
“シェーン・ヘリング。彼は90年代に、オールドスクールのパワーとピュアなライン、新しい時代のスピードとメンタリティと見事に融合させたサーファーだった。
彼と共に旅をし、サーフィンをした年月の中でシェーンはいつも優しい心を持った人であり、驚異的な才能を持つサーファーだったと感じていた。ただ、彼には彼自身の葛藤があり、それが彼の偉大な時期を制限してしまった。
彼はサーフィンの純粋さを愛していたが、注目されることや名声、そしてそれに伴う批判に対しては居心地の悪さを感じていた。彼の影響は、今の時代に知られているよりもずっと大きかったし、もう再会できないことが本当に辛い。
おそらく20年以上会っていないけど、数カ月後に彼とまた会って、もしかしたら一緒にサーフィンできることを楽しみにしていたんだ。
この映像は、僕たちがツアーで初めてファイナルに進出した時のもので、彼が地元の観衆の前で優勝した試合だ。
これからも波に乗り続けてくれシェーン。
みんな君のことを思っているよ。 “
(染谷たかし)