小林桂がWSLアジアリージョナルへの転向を発表

五十嵐カノアと同じく日本人の両親を持ちながらカリフォルニアで生まれ育ち、アメリカ国籍の小林桂が2025年からWSLのアジアリージョナルに転向することを自身のInstagramで発表した。

カリフォルニアでも五十嵐カノアとは異なるサンクレメンテ出身の小林桂は、これまで北米リージョナルのQSを回り、2022年にはCSクオリファイも果たしている。

同時にアジアリージョナルのQSもいくつかフォローして2024年は御前崎で開催されたQS3,000『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』で優勝。
更に2025年から新設されたS.LEAGUEにも参戦して第2戦『さわかみ伊豆下田プロ』で優勝、第2戦『鴨川プロ』で3位、第4戦『ST WORLD KERAMAS MURASAKI PRO』で2位の好成績を収め、ランキングでは稲葉玲王と並び首位に立っている。

アジアリージョナルへの転向は、小林桂にとってQSからCS、そしてCTへのステップアップを見据えた戦略的な選択であり、同時に他のアジア圏選手にとっても大きな刺激となるだろう。


“2025年より、WSLアジアリージョン予選シリーズに日本代表として出場するご報告ができることを大変嬉しく思います

自分のバックグラウンドとルーツの新たな側面を受け入れることは、以前から考えていたことでした。これは私にとって大きな変化であり、これまでのキャリアを支えてくださった皆様、特にスポンサーの皆様に心より感謝申し上げます。この節目を迎えるにあたり、今後とも変わらぬご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。

私はこれからもサンクレメンテボーイ(地元愛溢れている)であることに変わりはありませんが、日本の国旗を背負い、アジアツアーに出場することを強く願っています。

この新たな一歩を踏み出せたことを光栄に思い、次の章を始める準備は万全です。この機会に心から感謝し、これからの展開を楽しみにしています。
Let’s go!
※現在NSAを通してISA申請中 “

(黒本人志)

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