When Worlds Collied(ふたつの世界が衝突した日)
文、フィル・ジャレット
ロルフ・アーネスが世界一になったとき、1970年の世界選手権ですね。そこでなにが起こったか?抱腹絶倒とはこのことだ!と叫びたくなるくらい面白いです。ぜひ今号は、ここからお読みください。
記事の題が、「ふたつの世界~」というからオーストラリアサーフィンVSカリフォルニアサーフィンかハワイかなと思ったら、保守的な人々の住む牧歌的な土地へ、当時は新人類だったサーファーたちがやってきて、いろいろやらかしてしまったというお話。つまり保守VS革新というセカンドミーニングもあったわけだ。もちろん草吸って捕まったり、未成年の娘を口説いてチョメチョメとか、世界選手権だよね?サーファーってこんなもんです。
さて、この記事、つまらない話でも面白くしてしまうフィル・ジャレットが書いていますから間違いない、サーファーが行くところ、必ず何かが起きる。もうこれは伝統です。ロングの世界選手権でもいろいろあったもんな~。
The Greener Grasses of Indonesia(インドネシアの素晴らしい波をめぐる冒険)
ジョン・レスポンデック
サーフフォトグ(筆者)をうならせる写真集です。 あの一枚、クレイグ・アンダーソンがバックサイドでボトムターンをしているショットは、そうとうヤバイ。なにがヤバイかっていうと、見たことない波と、その「光」だからデス。臨場感!サーファーも良い。渋い逆光のトーンも、デジタルのなせる技。
世界中にサーフポイントがいくつあるかわからないけど、それらの一つ一つと太陽との位置は全て異なっている。パイプラインではパイプラインに射す太陽の光しか撮れない。だから何度も見ていると「これパイプかな」と誰にでも分かってしまう。それってちょっと退屈。トップサーファーの信頼を得て、彼らと共に未開の波を求めてインドネシアの奥地へ。ディラングレーブスも良いショット残していますね。
BACK FROM HELL(地獄からの生還)
カークオワース
「本当にあった怖い話」です。サーフトリップは何が起きるかわからない。あとで笑い話になればまだしも、思い出すことさえ苦痛に感じるトラブルだってある。まあとにかく読んでください。地獄から生き延びたサーファーの話ですが、ライターのカークオワースが、そこに「悲劇」という出来事はなぜ人を惹きつけるのか、というテーマを重ねて、この記事をより興味深くしています。
(李リョウ)
THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)日本版10.2号
●世界でも選りすぐりのフォトグラファーによって捉えられた、サーフィンの美しく迫力に満ちた瞬間。
●新旧様々なライターたちに綴られる、本質的でバラエティに富んだストーリー。
最も信頼されるサーフィン誌として世界中のサーファーたちから愛され、書店では買うことができないライフスタイル・マガジン。
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