ソラシドエアで行く宮崎・日南「Natural Surf & Retreat by Sea Flowers Shonan」が開催【AD】

11月9日〜12日、湘南を拠点に活動する女性コミュニティ「Sea Flowers Shonan」のサーフリトリートが宮崎県・日南エリアで開催された。コミュニティの主宰を務めるYumiさんをはじめ3名の女性サーファーは羽田空港から、2名は中部国際空港セントレアから、それぞれ宮崎県に本社がある九州・沖縄の翼『ソラシドエア』に乗って宮崎に集った今回のリトリート。海では11月とは思えないほどあたたかな陽気とファンウェーブを和気あいあいと楽しむ一方、ステイ先の静謐な森のなかでは自己の内面と深く向き合う時間がとられ、海と山、陽と陰、動と静、それぞれに宿る波動や光、感情の機微に触れゆく美しき4日間となった。

宮崎のサウスコーストはファンウェーブの宝庫

今回、湘南、浜松、愛知から集まった参加者たちは、ショートボード、ミッドレングス、ロングボードと乗りこなすボードは違っても、みな普段からサーフィンをこよなく愛する女性ばかり。到着初日は宮崎ブーゲンビリア空港からほど近い木崎浜で、面ツル、腹〜胸サイズのファンウェイブセッション。夕刻、空一面がピンク色に染まる頃になると潮の干きで波はさらに良くなり、もう1本、あと1本と陽が落ちるまでサーフした。

2日目は日南へ。低気圧の通過にともない前日よりもサイズアップしたこの日は胸肩たまに頭サイズのワイルドなセットも入る中、みな果敢にゲッティングアウトし、大きい波に対峙するチャレンジサーフを経験。3日目はさらに南へ下り、グッドウェイブハンティングは続く。いくつかのポイントをチェックした後、腹〜胸サイズのほぼ無人のビーチブレイクを発見。貸し切りのピークでこの日も思う存分、波に乗った。

「Sea Flowers Shonan」主宰、Natural Flow.YのYumiさん。サーファーとして、また理学療法士、レイキマスター、ヨガ&ピラティスインストラクターなど幅広い活動を通して”本当の自分を生きる大切さ”を伝えている

自分の内側に向かう、もうひとつの旅

午前中のサーフィンで海と太陽のエネルギーをたっぷり浴び、アクティブに体を動かした参加者は、午後になると清爽な森の中で心と体を鎮め、次には土や木々のエネルギーに包まれながら、スペシャルワークショップ『Inside me 〜本当のジブンと向き合う時間〜』で自己を見つめる旅へ。

日南では北郷の「RENTAL MOUNTAIN YAMA」にステイ。その名のとおり山をまるっとひとつ貸し切るログハウス
Day 2のワークショップは淡路島在住のChihiroさん(ehawee life)によるオンライン講義「魂の経験値・タイプ診断」

Day 3には湘南からのスペシャルゲスト、Traveling HealerことKeyさん & Saayaさんによる植物蒸留会とチャクラ糸かけ曼荼羅ワークが行われた。”山そのものを楽しむ”がコンセプトの宿「YAMA」は周りを宮崎・日南のシンボルでもある飫肥杉が囲み、庭にはティーツリーや桜、ツボクサなどが伸びやかに育つ。ゆっくりと山を歩き、手に触れ、香りを嗅ぎ、参加者たちの直感で選ばれし植物たちは銅製のアランビック(蒸留機)へ。

チャクラ糸かけ曼荼羅は、第1〜第7までのチャクラカラーの順に選んだ絹糸を板に打った釘に素数の間隔で掛け、曼荼羅の紋様に仕上げてゆくハンド&マインドワーク。生まれたときから常に身の回りにある色や数は、ときに過去や潜在意識を呼び醒ます。色彩と指先の感覚に集中する最中、ふいに溢れる涙、迷い、自信、滞り、夢、希望。それらの氣づきにTraveling Healerの叡智が寄り添う。繊細に、鮮やかに曼荼羅を紡ぐ過程は、そのまま己の内側を深く旅するひとときに。

色彩と自分のエネルギーを調和させるチャクラ糸かけ曼荼羅。それぞれペースで糸を掛ける時間は過去・現在・未来の時を翔ける時間とも重なる
選ぶ色合いのニュアンスにより、紡がれた作品はひとりひとり異なった趣を見せた

オーガニック、地産地消。豊かな宮崎の食

リトリートの語源はリトリートメント(retreatment)であり、「日常生活から離れた場所でリフレッシュする時間を持ち、心身ともにリセットする」旅を指す。今回のリトリートは食事にもその趣向が存分に凝らされ、「オーガニック」「地産地消」をキーワードとする愛と滋養に満ちた日々の食事もまた参加者たちの心と体をクレンズし、癒していった。

中でも特筆すべきは、リトリート3日目のランチに用意されたBalancing Labo/ADAPRMEALS監修による「エナジティックフード」。その地の植物(光の波動)と土(栄養素)のエネルギーをよりクリアに引き出すことを大切にしたこのレシピを忠実に現すべく、Traveling Healerの2人が宮崎の名水地・霧島山麓まで汲みに行った湧水、宮崎産の有機野菜、有機玄米、地鶏の初卵などを使い、丁寧に調理した特製のお粥プレートはその美しさも美味しさもまるで魔法。体の中から光が放たれ、巡り、まさにエナジーで満たされるのがわかる一皿だった。

朝食は日南・油津で自家焙煎コーヒーとナチュラルスイーツのカフェ「the Life」を営むいずみさんによるオーガニック&無添加のケータリング
北郷「杉の樹」では日南名物の新鮮なカツオ、マグロのお刺身やチキン南蛮などの郷土料理をいただいた

宮崎・日南の自然と歴史を訪ね歩く

最終日は夜明け前から波チェックに行くも乗れそうな波がなく、山に戻ってモーニングヨガを。その後は帰りのフライトまで宮崎・日南エリアの名所を観光した。江戸〜明治初期までの武家や商人の屋敷などが今なお多く残る飫肥城下町では、伝統文化財と現代アートを融合させた「DENKEN WEEK」が開催されており、町を散策しながらアートも堪能。日南海岸の絶壁に面する国指定名勝・鵜戸神宮では、朱塗りの色鮮やかな神宮参道と青く輝く太平洋が織り成す景勝と、運玉投げなどを楽しんだ。

飫肥城跡にあるパワースポット「しあわせ杉」にて
海と椰子、朱色の参道に彩られる鵜戸神宮

サーフィンでは大自然と、ワークショップでは自分自身と、そして出会った景色や食、人々を通して宮崎のエネルギーと調和し、様々な恵みやインスピレーションを受け取った今回のリトリート。海と山が近しくある宮崎・日南の懐に抱かれて、Sea Flowersたちの個性や感性は日毎に咲きほころび、サーファーとしてもひとりの女性としてもさらに輝ける、実り豊かな旅となった。

こうしてたくさんの思い出とともに乗り込んだ夕方便のソラシドエア。窓の外には燃ゆる夕焼け空と宮崎の山々、海岸線が広がり、旅のフィナーレを美しく彩ってくれた。その情景をいつまでも飽きることなく眺めながら「またすぐに宮崎に来れますように」と祈りつつ、帰路へーー。

Photo by dillphotodelic
Text by Aki

場所:宮崎県日南市
主なコンテンツ:サーフィン、ワークショップ、ヨガ
日程:11月9日〜12日(3泊4日)
宿泊:青島フィッシャーマンズ・ビーチサイドホステル&スパ(1日目)、RENTAL MOUNTAIN YAMA(2・3日目)
主催:Sea Flowers Shonan、Natural Flow.Y
後援:株式会社ソラシドエア
協力:ehawee life、balancing labo、Traveling Healer、WOOD BE GOOD IN、Cafe & Marche the Life
企画・制作:株式会社スケッチブック

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