お正月休みもいよいよ後半戦。今回は、2023年にメディア界隈やSNS等で話題を集めていたサーフムービーで、フルバージョンを無料視聴できる作品を6つピックアップ。
「長編映画を見るほどの時間はないけど、SNSのショート動画はちょっと物足りない」そんなあなたは、海へ行けない時間にぜひチェックして欲しい。
(掲載は公開日順)
ケイティ・シマーズ「Toasted」
2023年2月7日公開。23分27秒。
ケイティのクリエイターとしての自由なセンスと想像力に溢れた古典的サーフムービーへのオマージュ。この作品後もToasted Mediaで「LUAU PUNCH」や「BELL JAR」を続けて公開。「デーン・レイノルズの作品のように、観た後にサーフィンに行きたくなるものを作りたかった。そして、実際に自分が好きな作品で、特に女の子にインスピレーションを与えられるものにしたかった。」他に、シエラ・カー、ベラ・ケンオアリー、モリー・ピックラム、マイキー・フェブラリー、タナー・グダスカス、イアン・クレイン等も出演。
マリア・マニュエル「Malia Manuel」
2023年2月22日公開。15分49秒。
10代の頃から長い期間世界のトップレベルで戦ってきた彼女が競技サーフィンから離れ、純粋にサーフィンを楽しむ姿をモーガン・マッセンが切り取ったシグニチャー・ムービー。「世界レベルの人間が世界中をサーフィンで駆け巡る物語」を世界レベルのクリエイターが映像化した美しい作品。
ジェイコブ・ウィルコックス「INTO DUST」
2023年4月3日公開。4分58秒。
2024年からのCT入りを果たしたジェイコブ・ウィルコックスの作品。「クリップの入ったハードドライブが放置されて塵になっていた」というタイトル通り、CSに全力だったジェイコブのフリーサーフィン映像。「なぜサーフィンをするのか?を自分に言い聞かせる必要があった。それに対する簡単な答えは、サーフィンが楽しいからであって、それが自分の得意なことだから。」
ショーン・マナーズ「CULT OF FREEDOM」
2023年7月20日公開。18分17秒。
Joe Gプロデュース、フットウェアブランド「GLOBE」より不定期にリリースされているシリーズ系サーフムービー「Cult of Freedom」から4年ぶり5本目。フリーサーファーとして頭角を現わしているショーン・マナーズをフィーチャーした作品。
ザ・サーファーズ・ジャーナル13.1号ではカバーショットも飾った。
マイキー・ライト、ロロ・モンテス他「Repeater」
2023年8月2日公開。31分11秒。
マイキーとロロ、そして監督のウェイド・キャロルを中心に、5ヶ月の間に5回の旅行・サーフィン・撮影・編集というリズムを「繰り返した」長編サーフムービー。他に、グリフィン・コラピント、カエル・ウォルシュ、アンディ・ニーブラス、ルンギ・スラブ、アル・クレランドJr.等も出演。
ラッセル・ビールキ「OUTER EDGE OF LEISURE」
2023年12月12日公開。14分4秒。
オーストラリア出身のビッグウェーブサーファー、ラッセル・ビールキによる作品。モノクロ16mmとハイレゾのスローモーションを組み合わせた迫力満点の映像で、シンプルに壮大な波を追い求め挑むラッセルのさらなる成長を捉えている。10代からビッグウェーブシーンで活躍してきたラッセルは現在26歳、今年のBWTにも参戦する。
(THE SURF NEWS編集部)