FEBRUARY/「フェブラリー」のプライベートライフ
マイキーかっこいい。アフリカ出身という先入観がひっくり返ります。泥臭く無いというか、都会的センスを感じますね。クラシックなメルセデスベンツを持っているし、服装の着こなしもシャレオツだよね。あの映画「Nu Rythmo」に出てくるガーナ人たちとは、同じアフリカンと言ってもぜんぜん違~う(ゴメン)。あの映画はぶっ飛びましたね~。もうご覧になられてます?波も人も音も…オープニングから場外ホームランです是非。
さて、改めてマイケル・フェブラリーって何者だ?名前がすでにかっこう良すぎるんだけど~。そんなマイキーのプライベートライフを一挙に公開です。さらに、この記事では彼のサーフィンがなぜ魅力的なのか?その科学的根拠まで深掘りしています。さらにフェブラリーという名の由来…。この記事を読めば、あなたもスタイリッシュなサーファーに…たぶん…なれるかどうかは君しだい。
TUNA TAPER
ジョージ・グリノーとボブ・マクタビッシュ。マグロの鰭からサーフボードフィンのヒントを得たジョージ・グリノーと、彼の柔軟な発想を取り入れてサーフボードに応用したマクタビッシュ。サーフボードヒストリーのターニングポイントとなった経緯がこのコラムには書かれています。これを機にマクタビッシュは流体力学に興味を持ち、研究をはじめて、水の中で何か起きているのかを解説してくれています。ただすごく興味深い内容ではあるものの、言葉の説明だけではこの内容を理解できる人は少ないんじゃないかな~と思います。おもしろいですよ。ウインドサーフィンや水中翼船さらにキャビテーションなどが話題に上がるんです。でも、、、残念なことにその解説が何を言っているのか、わたしにはちょっとワカラニャイから同意見の人はスルーしてね。言葉だけじゃあサーファーには無理ですよ〜。できれば図解で補足説明してくれればもっと楽しめたのにな~翻訳お疲れさまでした。
The Common man
70年代後期、クリス・オルークという天才サーファーがカリフォルニアにいた。彼が乗っていたサーフボードがCasterというブランド。当時のクリスの写真の傍らにはそのサーフボードがいつもあって、日本のオヤジ世代は「あのマークね」と思い出す人も多いだろう。ジェリー・ロペスに「カリフォルニアで一番ホットなサーファー」と言われたクリス・オルークですが、不幸にも癌で若くして亡くなってしまった。そしてCasterというサーフブランドを興したビル・キャスターもオルークの後を追うように癌でこの世を去ってしまう。かなり心の痛む話ですが、実はこのビルキャスターの作ったサーフボードがヤバくてそのどれもがマジックボードだったという記事です。今ではビンテージとして高値がついて、復刻ボードが作られているという。若くしてこの世を去った二人ですが、その影響力は計り知れないという証言でもあります。
A Friend to face the current
「日本にはサーフカルチャーが無い」と言われて久しい。『カルチャー=文化』が育つには、どんな分野であれそれなりの時間と地層の深みが必要だからね。そういえば、ミー石井の絵を初めて見たとき「ついにサーフカルチャーのビッグセットが日本に!!」と感動したことがあったな。そして次のセット、花井祐介の登場です。ミーの作風がポップで鮮やか、かつ明快に対し、花井のそれは中間色で落ち着いたトーンそして憂いと癒し。今回の記事を書いたアレックス・ワインスタインは、花井の世界観を懸命に解き明かそうとしているように感じられます。すべからく、良いか悪いかなんだけど、言葉以上のサムシングをアーチストは表現しなければならない。それが届くかどうか…。あなたは花井君の作品にどんな印象を持たれるでしょうか?ちなみにこの記事は米サーファーズジャーナルによるものを翻訳しています。
(李リョウ)
THE SURFER’S JOURNAL(ザ・サーファーズ・ジャーナル)日本版14.4号
●世界でも選りすぐりのフォトグラファーによって捉えられた、サーフィンの美しく迫力に満ちた瞬間。
●新旧様々なライターたちに綴られる、本質的でバラエティに富んだストーリー。
最も信頼されるサーフィン誌として世界中のサーファーたちから愛され、書店では買うことができないライフスタイル・マガジン。
Fujisanマガジンサービスの定期購読プランは最大30%OFF!
バックナンバー(デジタル版)も読み放題。
→詳細はコチラから