2月18日から20日までの3日間、パシフィコ横浜でボードカルチャー&ファッション展示会『インタースタイル2020』が開催された。
この時期恒例となっているイベントであり、横乗り系業界の最新トレンドが集まるこのインタースタイル。今回はペットゾーンが新たに加わり、全ゾーンあわせて約294社785ブランドが出展した。
今シーズン注目の新作ギアやアイテム、会場の様子など、本イベントのほんの一部をフォトレポートで紹介。
FCSが満を持して発表した最新フィン「H4」が世界初のお披露目。 3Xワールドチャンピオン「ミック・ファニング」と共同開発したこの最新モデルの詳細は追ってご紹介予定。
普段、一般ユーザーにはあまり目に触れることのない “ブランクス” も様々な製品が出展。
「ARCTIC FOAM」は2011年にカリフォルニアで誕生してから瞬く間に世界に広まり、イタロ・フェレイラ、ジョーディ・スミス、ジョン・ジョン・フローレンスなどそうそうたる面々のボードに使用されている。
大人サーファー御用達のリーディンググラス「DONTPANIC(ドントパニック)」のブースには、1989年のワールドチャンピオンでありオフィシャルイメージキャラクターを務める 「マーティン・ポッター」が登場。
来場者との記念撮影やサイン入りTシャツのプレゼント企画も実施。
今年の目玉イベントの一つである『SURF SHAPE ROOM dedicated to KO3』。出展ブランクスメーカーによるシェイピングショーでは、Y.Uサーフボードの植田義則氏、Deus ex Machina初の日本人シェイパー 吉川拓哉氏、CORE FOAM JAPAN蛸操氏、海外からRICH PAVEL SHAPING SHOW、そしてJUNJI SONODA氏が、スケルトンルームでシェイピングを披露した。
2018年の登場以来コンスタントな人気を誇る「MICK FANNINGソフトボード」からは、小波でのスピード感を重視した新モデル「CATFISH」が登場。新たにSOYカラーも登場した。
水に浮いてしまうほど軽量化されたフィーチャーフィンの最新モデル。従来製品の70%ほどの軽さとなるハイパフォーマンス仕様。Made in USA
広域で撮影した高画質映像より、ライディング中のサーファーをAIが自動認識。各ライダーの映像をリアルタイムで切り出し、見逃しのないハイライト映像の生成も可能な8Kスポーツセンシング。
「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020 第7回LIFE×DESIGN」にてベストコンセプト賞を受賞した、デッキキャリー「wheel of life」。
実際のスケートボードで使用しているウィール、デッキ、トラックを使用されており、機能面はもちろん遊び心もあるキャリーバッグ。
海まで30秒、種子島の宿泊施設「ZEUS HOUSE(ゼウスハウス)」のプロモーションを担当する、種子島育ちの山口輝行プロ。
現在、ナイトサーフィンを交えたプランなどを準備中。
女性に人気のサーフアーティストColleen WilcoxとRIKKA FEMMEがコラボしたサーフボードがムラサキスポーツから登場。ウッディーなトップと、ボトムの大胆な花柄が印象的だ。
ウォータープルーフバッグ「ALL IN」のTHE CLEAN KITに付属する、20Lの簡易シャワー。高い場所に吊るすなどで使用できトリップ先でも便利。
大人気のVERTRAからは日焼け止め効果のあるリップスティックが登場。SPF30で、香りはハイビスカスとパインの2種類。
究極のローカルコンテスト「Da Hui Backdoor Shootout(ダフイ・バックドア・シュートアウト)」の橋渡し役であり、次世代に海の楽しさを伝える「海の学校」の校長を務めるなど、幅広く活動するハワイ在住の堀口真平プロ。
自らディレクターを務めるURBAN ISLAND SOCIETYのプロモーションで来日。
日本でも徐々に注目を集めているCBD。「MEDTERRA」のブースでは、オイルだけでなく筋肉痛などに効くクリームも紹介されている。
オリンピック関連ブース
オリンピックイヤーである今年は、五輪ライセンシー各社がブースを出展していた。スケートとサーフィンのライセンス取得をした国内通商は、五輪ロゴやミライトワをあしらったソフトボードをはじめ、ワックスや記念タオルなどを制作。4月頃から順次展開され、五輪大会会場や公式ストアでも販売予定。
他ゾーンの拡大や新型コロナウイルスによる流通への影響などにより、例年よりサーフゾーンの出展規模は少なかったものの、シェイプデモなどの新たなイベントや、五輪関連ブースなど今年ならではのものもあった今年のインタースタイル。今回展示されていた製品は来春夏リリースのものがメインとなるが、既に販売されている商品もあるので、気になる製品をチェックしてみては。
(THE SURF NEWS編集部)