ボードカルチャー&アウトドア展示会「インタースタイル」が、今年もパシフィコ横浜で開催された。
会期は2月14日(火)~16日(木)の3日間。
例年通り、会場内はサーフ、スノー、スケートをはじめ、各ジャンル毎の展示エリアが設けられたが、前回に大きく拡大していたアウトドアゾーンやビークルゾーンは残念ながら縮小。
また、サーフゾーンに至ってもさらなる縮小となった印象ながら、いくつかの注目ブースには多くの業界関係者が来場していた。その一部をフォトリポートで紹介。
Igarashi Inc.
五十嵐カノアの父、五十嵐勉氏が代表を務める「Igarashi Inc.」のブースでは、シャープアイサーフボードの主要モデルがフルラインナップ。
また、セミナー会場で開催されたトークショーには、五十嵐勉氏とシェイパーのマルシオ・ゾウビ氏が登壇。五十嵐カノア、フィリッペ・トレド、ジャック・ロビンソンなどCTライダーとのリレーションシップや、ニューモデルの解説なども実施。ブース内で直接のオーダー会なども行われた。
ジェイ・クウェスト/KKL
近年、注目を集めている “フルカーボンボード” を生成するテクノロジー「鴉(Vacuum Sandwiches System)」を提供するKKL。
YU、HARLEM、JUNJI SONODA、3Dimensionなど、すでに多くの有名サーフボードメーカーとの提携が決定しており、今後も拡大予定。
Chilli Surfboards Japan/SURS, Inc
海外ブランドながら、ボード制作の全工程を日本国内で対応でき、細かなカスタマイズ~ユーザーニーズにも対応できるようになったチリサーフボードジャパン。
ユーザーの“すぐ欲しい” の要望にも対応可能なインドネシア産インポートボードと併せて展開。
サーパストレーディング
WOODY RESS、R2ハンガー、wheel of lifeなどを扱うサーパストレーディングのブースでは、新商品「Xドライハンガー」が登場。
「掛ける」&「置く」の2Way仕様で、濡れたブーツとグローブを効率よく乾かすことができる。使用後は細くコンパクトに畳めるので便利!
キャンバス
サーファー、スケーター、スノーボーダーのライフスタイルをミックスした新感覚アウトドアブランドとして2010年に立ち上がった「POLeR」。
人気のアパレルラインやキャンプ関連グッズのほか、日本国内で企画されたサーフィン用アイテムも多数登場。
マニューバーライン
新たに村上舜がチームライダーに加わった、チャネルアイランズ・サーフボードのブース。
ワンワールド
TLS(ツールス)を中心に様々なサーフガジェットを展開するワンワールド。
サーファーズ
逗子・葉山の海が一望できる絶景レストラン「surfers」のオリジナルアパレル。著名アーティストとのコラボアイテムなど、レストランに併設するセレクトショップやオンラインストアで展開中のラインナップが一部お披露目。
RCTジャパン
ジョーディ・スミス、セージ・エリクソンらと共同開発する、ノルウェー発のバッグブランド「Db」。
日本プロサーフィン連盟
JPSAが取り組んでいる海洋環境保全プロジェクト「ReWave」のPRブース。
この「ReWave」は、JPSAに参戦するプロサーファーたちとともに、海の環境保全やマナー向上に努めて活動をするプロジェクト。
ツアー会場のビーチクリーン活動はもとより、プラスチックフリーの普及や、環境教育に関する取り組みなども行われている。
なお、イベント2日目に実施されたJPSA記者会見では、2024年に新たに発足する「S.LEAGUE(エスリーグ)」の構想を発表。
この日はロゴおよびトロフィーのみの発表となったが、詳細は後日に発表される模様。
サーフシティ・エルサルバドル
国家プロジェクトとして、サーフィンと観光に力を入れている「サーフシティ・エルサルバドル」が前回に引き続き出展。
数年前までは現地の治安問題なども懸念されていたが、現在はかなり改善した。サーフィンを含む海のアクティビティのほか、ユネスコ世界遺産に登録されたマヤ文明の遺跡やマングローブなどの観光もPR。
ファクトリーゼロ
マリンレジャーライフで便利に使えるオリジナルアルミ製品を展開するファクトリーゼロ。海水にも強く、長年使用可能な製品を自社工場で開発。
株式会社イーモビ
2023年7月に予定されている法改正で、より手軽に使用できるようになる電動キックボードや、サーフィンやアウトドアでも便利な電動ファットバイクなどを展示。
トゥクトゥクディーラー E-Tuk
タイなど東南アジアの3輪タクシーとして知られる「トゥクトゥク」の輸入・販売等を行う株式会社イーグルライン。
日動工業株式会社
照明機器や産業機器などを企画開発する日動工業のブースでは、アウトドアや車中泊でも便利なポータブル電源や照明類、スポットクーラー等を展示。
なお、リアル展は3日間開催で終了となったが、同時開催のオンライン展は開催期間が拡大。
10月末まで以下より詳細情報を確認可能です。
https://online.interstyle.jp/
(THE SURF NEWS編集部)