7月12日、NSA(日本サーフィン連盟)は、墨田区立両国小学校で「プールでサーフィン体験 in 両国小学校」を開催した。
NSAが教育の場と連携した事業を行うのは今回が初めて。当THE SURF NEWSが取材した当日の様子をレポートする。
NSA サーフィン体験会 in 両国小学校
今回参加したのは、両国小学校4年生計70名。体育館で45分の座学と陸トレーニングを行った後、プールで90分間ソフトボードを使ったパドル&テイクオフの体験練習を行った。
ドジ井坂氏による海での実践に備えた座学
サーフィンがどのようなスポーツなのか、サーフィンの基本的動作について、ドジ井坂氏がレクチャー。また、2020東京オリンピックでサーフィンが新競技として加わったことなども説明された。
サーフィンの基本動作トレーニング
次は、地面やボードをセットした台の上で、テイクオフの仕方、スタンス、バランスの取り方などを練習。
オリンピック・パラリンピック教育として
今回の体験会は、都内の公立高校に年間35時間の実施が義務付けられているオリンピック・パラリンピック教育の授業の一環として行われた。2020年東京オリンピックから新種目となったサーフィンへの理解を深めることや、マリンスポーツを通じた体力づくり・健康促進が狙い。
プールでサーフィン体験
体育館での事前レクチャーでサーフィンの基本を学んだ後は、プールで実際にソフトボードを使用して、パドル&テイクオフの練習。初めての体験に子どもも大人も、大盛り上がり。
誰かがテイクオフに成功する度に、プールサイドからは大歓声。立った本人はもちろん、順番待ちの子ども、サポートに来ていたPTAのパパママも、講師達もみんな笑顔なのが印象的だった。
オリンピックサーフィン競技における国内の中心的団体であるNSAは、強化指定選手のサポート・強化合宿の実施など「選手の強化」をしながら、こうしたサーフィンの「裾野の拡大」にも取り組んでいる。
今回、教育の場での実施は初だったが、NSAは定期的に小学生を対象としたサーフィン体験教室を開催しており、次回は8/12。以下のサイトから申し込みが出来る。
NSAサーフスクール 公式サイト
(THE SURF NEWS編集部)