サーフィン体験型イベント『THE SURF FESTIVAL(サーフフェスティバル)』が6月1日と2日の週末、湘南・辻堂海浜公園で開催された。主催はTHE SURF FESTIVAL実行委員会。
サーフィンの魅力発信を目的とした同イベント。競技や文化だけではない波乗りの本質的な楽しさを来場者に感じてもらうことで、年齢や性別はもちろん、コンペティター、フリーサーファー、ボードやスタイルを区別せず、サーファー一人ひとりが主役になれる場を創出している。
実行委員長の曽我元洋さんは言う。「サーフブランド、サーフショップ、プロサーファー、サーファーオーナーが多い海沿いエリアで、ご来場の皆さんを含め、”サーフィン”を軸にフレンドリーにつながれる、湘南らしいイベントがあれば楽しいだろうと思ったのが発起の理由です。イベントを通してもっとサーフィンを好きになったり、サーフィンに興味を持っていただけたりするきっかけになれば幸いです」
会場に用意されたのは、一本ずつ丁寧にハンドシェイプされたサーフボード、一着ずつカスタムメイドされたウェットスーツ、サーフィンライフを快適にするためのサーフギア、アクセサリー、アパレルなどなど……。まさに、サーファーによるサーファーのための催しだ。
また会場全体にフードトラック、北広場で多数のサーフブランドが出店したほか、南広場では坐禅やヨガ、サーフトレーニングなどのアクティビティが実施され、両日多くの来場者でにぎわった。
公園に隣接する辻堂海岸では2日、地元のプロサーファーやローカルサーファーによるエキシビジョンとキッズスクール、ビーチクリーンが開催。プロのライディングを一目見ようと、親子連れ含むギャラリーがビーチに集まった。
プロサーファーによるサーフィン体験
プロサーファーらのエキシビジョンも開催
公園内も盛況だった『THE SURF FESTIVAL 2024』
一方で海浜公園内には120以上のフードトラックや地元の飲食店が出店。ワークショップやアート展示と合わせて、大いに盛り上がっていた。2日目の後半は雨に降られたものの平均して天候にも恵まれ、イベントは好調のうちに幕を閉じた。早くも来年の開催が待ち遠しくてしょうがない。
THE SURF FESTIVAL 2024
公式Webサイト:https://thesurf-festival.com/
Instagram:@thesurffestival
写真著作権・提供:THE SURF FESTIVAL実行委員会
(Ryoma Sato)