海に精通した講師陣が、自然と触れ合いながら親子で学べる体験イベントを全国各地で開催する「海の学校(通称:ウミガク)」。
2006年よりスタートした本活動は年々その活動の幅を広げ、今年2024年には全国7会場に拡大。
このうち仙台などいくつかの会場は、台風接近の悪天候などで残念ながら中止となってしまったが、初開催となった宮崎を含め、各会場では今年も地元プロサーファーらが積極的に参加。集まった子供達とともに、全力で海を楽しんだ。
神奈川・平塚からスタートした2024年イベントの様子をフォトリポートで紹介。
海の学校 in 平塚
2024スケジュールの第1回は、湘南・平塚ビーチパークにて実施された。
この日ビーチに集まった約50名の子供たちは、神奈川県ライフセービング協会による海の安全講座を経て、サーフィンやボディボードの体験教室に参加。
迎える講師陣は、堀口真平校長をはじめ、鈴木耀竣プロ、松下諒大プロ、西山千草プロ、橘田妙子プロ。波乗りが初めての子も、そうでない子も、ビーチで基本動作を覚えた後に、プロサーファーの先生たちと一緒にテイクオフ!海の楽しさと、その恐さも含めて、海の魅力を皆で学んだ一日となった。
海の学校 in 愛知
愛知・伊良湖に場所を移したウミガクには、講師に地元の杉原康幸プロが加わり、海の知識と楽しさを伝える各プログラムが進行。
全力で海を楽しんだ後は美味しいランチもあり、子供たちはもちろん講師陣も大満足。
海の学校 in 宮崎
今年で初開催となった宮崎では、青島海岸にてウミガクを実施。地元からは中迫謙吾プロ、椎葉順プロ、梅野紘聖プロ、ビッグウェーバーの山本博也氏も参加し、愛知の杉原康幸プロも駆け付けた。
ライフセービング、AEDを使った安全講習なども実施された後、集まった子供たちは家族とサーフィンの楽しさを体験。天候にも恵まれ、笑顔の子供たちとまた来年の開催を誓って初のウミガクin宮崎を終えた。
海の学校 in 和歌山
そして今回で10回目の開催となる和歌山では、「磯の浦海水浴場」にて和歌山県サーフィン連盟との共催でウミガクを実施。
本会場でも、救命救急士やライフセーバーによる人工呼吸やAED訓練などを行った後、皆でサーフィンやボディーボードにチャレンジ!
集まった子供たちは、海のレジャーを楽しむ上で大切な知識を学び、海を思いっきり楽しんだ。
後援には和歌山県、和歌山市も入る手厚いサポートで、本校の模様はテレビ和歌山の番組内でも放送された。
今年、ウミガクの残る会場は、10/27(日)の湘南・鵠沼。
「湘南海岸公園まつり」の一環として開催される予定です。
一般社団法人「海の学校(ウミガク)」
https://umigaku.jp/
写真提供:海の学校
(THE SURF NEWS編集部)