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松田詩野がゲスト参加。NIKE新作シューズ試走会&トークショー

湘南・辻堂にある「スポーツデポ フラッグシップストア湘南店」にて、NIKEの新作シューズ “VOMERO18” のプロモーションを兼ねたイベントが開催され、パリ五輪日本代表の松田詩野(TOKIOインカラミ)が参加。

NRC(NIKE Run Club)コーチのAoi氏とトークセッションを行った後、集まった参加者とともに試走会を行った。


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本イベント2日前、2月27日に発売となった「NIKE VOMERO(ボメロ)18」は、ナイキ史上最大量のクッショニングで、スムーズさ、柔らかさなど究極のライド感を提供する新作ランニングシューズ。ランニング初心者にも、経験豊富な長距離ランナーにも体にやさしく快適な履き心地で、軽いジョギングやリカバリーランにも最適なモデルといえる。

また、3月の日本代表選手選考合宿に向け、3週間のオーストラリア合宿を終えて帰国したばかりの松田も、トレーニングにランニングを取り入れており、遠征先のオーストラリアでも、朝早くから海沿いを走っていたという。

やっぱり(ランニングは)自然からパワーをもらうことが多いので、海の近くだったり、山のハイキングコースを走ったりするときも、パワーがもらえてスッキリできます。サーフィンの練習量が多いときはランニングの量も減りますが、波が小さくて、運動量が足りてないなって時は、積極的に走るようにしてます。

「ランニングシューズはクッション性のあるものを選ぶようにしていて、なるべく軽くて、履きやすいのを重視してます」松田詩野 Photo: THE SURF NEWS
「ボメロ18は、これから走り始めたい、快適に走りたい方向けでもあり、アスリートのリカバリーにも向いているシューズ」Aoi Photo: THE SURF NEWS
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トークショー終了後は、参加者のみなさんとNIKE「VOMERO 18」を着用しての試走会を実施。往復で約1時間、Aoi氏のコーチングを受けながら夜のランセッションを行った後、集まった報道陣に向けていくつかの質問に答えた。

NIKEのロゴマーク「スウッシュ」のポーズ Photo: THE SURF NEWS
皆でウォーミングアップ後、約1時間のランセッションを行った Photo: THE SURF NEWS

普段ランニングで意識していることは?

普段のランニングは気持ち良く走ることを意識しています。試合前とかは持久力を高めるために、心拍数が高くなるくらいのペースで走ったりもしますが、自分が続けやすい感覚で走るようにしてます。

トレーニングとしてのランニングについて

ランニングは、トレーニングの面では体力作り。サーフィンの試合でも、残りあと1本が乗れたら勝敗が分かれるっていうところで、体力があるとそこで余裕も生まれて、それがまた勝敗に繋がったりもするので。ランニングでその持久力、体力面が鍛えられるかなと思っています。
あとはマインドセット。自然の中をゆっくり走るだけですごくリフレッシュできて、また気持ちをリセットできるので、そこを大切にしています。

「ファンの方と一緒に走ることができて、良い時間を過ごせました」松田詩野 Photo: THE SURF NEWS

走るときはどんなことを考えている?

好きな音楽を聞いたり。でも逆に、音楽も何も聞かずに景色を楽しんだりとかも。あまり考えずに、ただ体を動かすだけって感じで走っています。

3週間のオーストラリア滞在について

今回のオーストラリアと、その前がインドネシアだったんですけど、今年QSの試合を回っていく中で(パリ五輪前の練習と比べて)今後はビーチブレイクの戦いが課題なので、その辺りを練習したり、コーチングを受けたり、サーフボードを調整とか、試合も近づいているので、それに向けた調整の合宿って感じでした。

今年一年の目標と取り組み

やっぱり今年出ていく大会で優勝していくこと。それと、去年は(チョープーで)フロントサイドのバレルが成長できた年だったので、今年はバックサイドのバレルにチャレンジしていきたいのと、サーフィンのスキルで自分の足りないところを磨きながら大会で成績を残していきたいです。

それと今年4月に、都築虹帆選手と、都筑有夢路選手とメンタワイトリップに行くので、色々な撮影もして、動画を残していきたいなって思うし、今年は新しいことにチャレンジする1年にしたいです。

駆け付けたファンへのサービスも Photo: THE SURF NEWS

3年後のロス五輪に向けて

そうですね、やっぱりその代表選考がかかってくるのが、2年前のISA世界選手権になると思うので、まずISAももちろんですけど、WSLのチャレンジャーシリーズ(CS)に入ることを目標に、QSで良い成績を残したいと思います。その後のCSと、ISAの代表に選ばれて、良い結果を残していきたいので、この1年はしっかりと色々な波や、経験を調整できる年だと思うので、どんどん積み重ねていきたいです。

理想は、CS枠、CT枠から日本代表選手になること。それが日本の今後の、次世代の刺激にもなると思うし、今は自分が良いサーフィンをして、高いレベルのところで戦って勝つことで、また日本から次の選手が出てくれたら良いなと思っています。


松田は、今年開催のISA World Surfing Games(世界選手権)と、ASF ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS(アジア競技大会)の日本代表選手枠の獲得を目指して、このあと行われる選考合宿に参加予定。

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(THE SURF NEWS編集部)

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