オーストラリアで誕生して30年以上のキャリアを誇り、3xワールドチャンピオンのミック・ファニング、7xワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア、最近では2019年のワールドチャンピオンで東京五輪の金メダリストでもあるイタロ・フェレイラが新たにチームに加わったサーフィンのアクセサリーブランド「CREATURES OF LEISURE」
現在のリーシュコードの殆どのモデルで使用されているウレタン素材を世界で初めて使用したり、ステンレス製のベアリングスウイベルを開発したパイオニア的なブランドです。
その「CREATURES OF LEISURE」の創設者、ジョン・マロイ氏が当時を語る貴重な映像がManeuverlineの公式YouTubeチャンネルで公開されました。
アメリカ人の彼がオーストラリアで世界最高峰のサーフィンアクセサリーブランドを創り上げた軌跡が本人の言葉で語られています。
(日本語字幕あり)
根っからのサーファーであるジョン・マロイ氏が発展途上だった1970年代のオーストラリアで築き上げたローカルサーファーとの関係や、時代の流れによって必要になってきたリーシュコードの開発。
当初カリフォルニアの基準で作っていたリーシュコードがパワフルなウエスタンオーストラリアの波に耐えられず、テストを重ねた話など。
丈夫なウレタン素材をリーシュコードに使用するようになった経緯もサーフィンとは全く違う場面での閃きがきっかけだったそうです。
動画には「CREATURES OF LEISURE」のライダーでもあり、フィードバックをして共に成長してきたミック・ファニングやジェイク・パターソンも登場してエピソードを話しています。
サーファーのドキュメンリー映像は多いものの、ブランド創設者の歴史を紐解く今回のような動画は貴重でしょう。
「CREATURES OF LEISURE」の歴史はサーフィンアクセサリーの歴史にも重なるため、とても興味深い内容です。
（THE SURF NEWS編集部）
