関西方面のサーファーにとって日本海でのサーフィンはもう冬の恒例行事で、ホームブレイクのある人も多いと聞く。というのも滋賀や京都の日本海側は四国に行くよりも近いからだ。名古屋方面からも東北北陸道に乗れば3時間掛からない。さらに四国の高知県でも冬は日本海に行くとあるサーファーから聞いて驚いたことがあった。瀬戸大橋を利用すれば高知から米子まで4時間弱だという。となると日帰りコースだ。
湘南からはこれまで東京を経由しなければ日本海側にいけなかったが、圏央道が延伸して茅ヶ崎から中央高速などに簡単にアクセスできるようになりこれで新潟まで4時間弱。日帰りも可能だ。車ならば四人で割り勘にすれば高速代が5000円ほど、ガソリンと食事を入れても日帰りなら10000円ポッキリコース。スノーボードに行くような感覚かな?でもリフト代はいらないね。
まだ日本海は未経験だけど興味はあるというサーファーは、BCMのサーフポイントをチェックしてシュミレーションしてみるといい。それを波浪予想や天気図と照らし合わせるとどのパターンで良い波がゲットできるかが解ってくる。ちなみにこの記事を書いている12/2の福井・鷹巣新港はムネカタセット頭の60点、水温19度!でも同じ日の湘南の波高は25cmだった!
波の予測がつきやすいという特徴のある日本海。「とにかく海が大荒れになると数日後に良い波が確実に期待できますよ」と日本海のロコが言っていた。「まだあまり知られていないポイントもあります。でもマナーを知らないビジターは来てもらいたくないです」年内ならばまだ水温も比較的暖かく太平洋側より快適に感じられることもあるという。
日本海へのサーフトリップ、アクセスが簡単になった今こそサーフバディと計画してみてはどうだろう。でもスタッドレスタイヤかチェーンはお忘れなく。
(李リョウ)