日本には多くのサーファーが知らないワールドクラスの波がまだ残されている。
今回紹介するのはタヒチのチョープーが代表するような、底掘れするスラブ波に稲葉玲生、松岡慧斗などがチャージするショートムービーだ。
撮影したのはブラジル出身で日本在住のペドロ・ゴメス氏。現在は国内外のサーフィン雑誌やパタゴニアなどとも仕事をしているカメラマンで、ビデオグラファー、プロデューサーなども務める。
場所は日本海とだけしか明かされていない。
ペドロ氏のBLOGによると、出発前夜に松岡慧斗と話し、翌日の早朝に稲葉玲生、江澤俊介と千葉から出発。
10時間以上のドライブの末、萩原周とローカルと合流。
ペドロのメンターであるカメラマンの木本直哉氏とも出会い、この完璧なAフレームの波を撮影したそうだ。
日本人で始めて『O`NEILL WAVE OF THE WINTER』を受賞するなどこの手の波では世界トップクラスの松岡慧斗はこの波での経験や知識もあり、ムービーでは最も目立っている。
この場所で初めてサーフィンするという稲葉玲生もチューブをメイクしていたそうだ。
この日本海の美しい映像が、海外からも注目されている。
(空海)