美しく社会貢献する女性を発掘することを目的としたビューティーコンテスト『Beauty Japan』に、プロボディーボーダーの西村優花が参戦中。
その理由は、現役アスリートがいつか直面するキャリア問題と向き合い、女性が輝く社会を作り出すため。
西村は既に全国14エリアで実施されたエリア大会を突破し、11月に行われる日本大会に向けたチャレンジを続けている。
Beauty Japanとは
西村優花が挑戦している「Beauty Japan」とは、「社会で活躍できる女性」を発掘し、支援することを目的としたビューティーコンテスト。
容姿のみを競うミスコンとは異なり、自らの使命感を持ち、社会や地域へ貢献できる人材であることが求められ、外見や内面の美しさだけではなく、本人のキャリアや発信力までもが審査対象となる。
また、社会常識やマナーのほか、任期中の活動計画なども審査されるため、自身の思いと実現したい夢をしっかりと言語化し実行する能力も必要だ。
出場への想い
千葉一宮の海を拠点にプロボディボーダーとして活動する西村は、現役アスリートでありながら、日中はカフェで働き、その前後の時間でボディボードのトレーニングを続けている。
そして、20年近く現役を続けてきた中で、引退後のキャリアについて考え、同じ悩みを持つ女性アスリートが多いことに気付く。
プロとして、スポンサー企業の支援を受けながら国内外の試合に出場しているが、リーグや大会は限られており競技機会も少ないのが現実。
年俸格差や引退後の選択肢、さらに女性アスリートとしては、結婚や出産後の復帰困難なども壁となる。この大会を通して発信することは、業界を大きく変えるチャンスと考え参加を決めたという。
選考の流れと現在の状況
Beauty Japanコンテストは、全国14エリアで地方大会が実施され、各審査を通過した者が、本戦にあたる「グランドファイナル(日本大会)」に出場することができる。
今回、西村が参加した関東圏の予選「Bayエリア」には100名以上がエントリーしていた中、西村を含む27名が事前審査を通過。
地方大会本番では、キャビンアテンダント、モデル、看護師など様々なキャリアをもつ女性が参加する中で、プロボディボーダーの西村優花が、200名以上の観客を前に、自身の想いを1分間のスピーチで表現。
見事、ファッション部門でグランプリを獲得し、グランドファイナルへの切符を手にした。
◆Beauty Japan 2022 グランドファイナリスト
https://beauty-j.or.jp/2022award/
Billboard横浜という大きな舞台で200人以上のお客様がいる中、自分の想いを1分間スピーチしました。
西村優花
もちろん人生でそんな大舞台で人前に立って話すなんて事はした事がなかったので、どんな自分になってしまうのかも未知の世界でした。
自分が想像するよりもはるかに緊張の波が押し寄せてきて、途中で覚えてきた1分間のスピーチを全て忘れてしまいましたが、全力で想いを伝えることができました。
どこまでできるのか、何ができるのかまだまだ模索中ではありますが11月25日の日本大会に向けて、走り続けます!これからも応援していただけたら嬉しいです。
自身の成長と、グランドファイナルにむけて
Beauty Japanの「グランドファイナル」は、11月25日に愛知県で開催される。
出場者は、全国の地方予選を勝ち抜いた67名。
最終選考は、大会当日までの事前審査と、会場で行う2種のスピーチ。
ここで西村は、審査員から与えられたテーマスピーチに加え、アスリートのセカンドキャリア問題に関するプレゼンスピーチを披露する予定。
ただし、この舞台に立つにはいくつかの事前審査があり、具体的には以下のアクション(応援数)でその権利を獲得できるという。
・西村優花のnoteに「スキ(いいね機能)」を付ける
https://note.com/yukaseasweetlife
・西村優花のFacebook経由で、Beauty JapanのFacebookページにいいね&フォロー
https://www.facebook.com/yuka.nishimura.56
地方予選の選考と審査の過程で様々な体験や研修を行い、自身も大きく成長できたという西村優花。
アスリートのキャリア問題と向き合い、女性が輝く社会を作り出したいと願う彼女の挑戦を応援したいと思う方は、ぜひ詳細をチェックしてみて欲しい。
西村優花 プロフィール
JPBA公認プロボディーボーダー。
9歳でボディボードをはじめ、翌年コンテストに出場。16歳(当時の史上最年少)でプロとなり、転向後の2004年度にグランドチャンピオンに輝く。
現在は、千葉県一宮町を拠点にトレーニングを重ねつつ、カフェで勤務。その傍ら、海の魅力を伝えるためにボディボードスクールの開催や、ビキニブランド「Berri swimwear」を立ち上げるなど、アスリートでありながらパラレルキャリアを実践中。
女性アスリートのキャリア問題と向き合うプロジェクト「NEXT ONE」アンバサダーも務め、競技生活に関わるすべての人が輝く社会にするべく様々な取り組みを行っている。
NEXT ONE
https://next-one.work/
(THE SURF NEWS編集部)