サーフィン系YouTuberの先駆け的な存在、ドル君がビッグウェーブの聖地、ナザレに挑戦するシリーズがいよいよ佳境を迎える。
残すところ約1か月、11月27日にはナザレに出発するとのこと。
ハイシーズンのナザレにトライするため、現在もハードなトレーニングを積んでいる。
明らかにYouTuberの枠を超えたこの挑戦に注目したい。
ドル君とは?
ドル君のYouTubeは2018年4月に始まり、現在のチャンネル登録数は約3.3万人。
宮崎県在住でアメリカ、メキシコ、ハワイなどの海外編もある。
一番最初にバズった動画は宮崎でのケリー・スレーターと二人きりのリーフブレイクセッションで、大観衆の前での台風スウェルセッションは臨場感たっぷりだった。
結婚、子供の誕生を経て海やYouTubeから離れた時期もあったが、2022年元日にポルトガルのナザレへの挑戦を発表した。
挑戦するのは2022年12月。
約1年かけての挑戦がここから始まる。
ナザレへの挑戦
ビッグウェーブが得意のドル君でも、ナザレへの挑戦は簡単な道のりではなかった。
まず始めに同じ宮崎在住でマウイ島JAWSや、ナザレに挑戦して現在は大波道場の「TOUGUNS」を運営している山本博也氏に苦言を呈される。
ナザレでのサーフィンはジェットスキーで牽引するトーインが基本になるし、何より危険なのだ。
そして、往復60万円かかる航空チケットを始め、ライフジャケット、現地で雇うレスキューチーム代など膨大な資金が必要になる。
2022年6月、宮崎でトレーニングを始めたドル君は、ナザレに下見に向かう。
ここで12月の挑戦の時のバディがWSLのビッグウェーブツアーにも出場経験があるアントニオ・シルヴァに決まる。
つまり、この企画はガチ中のガチなのだ。
実際にナザレを目の前にして大波に耐える強靭な肉体、万全な装備と資金力、全てに適応する精神力、そして何があっても生き残るための泳力と肺活量。
挑戦に向けての具体的な課題が決まり、帰国後すぐに準備を開始する。
宮崎を離れ、ナザレ経験者の重松氏の元で修行を積み、限界まで自分を追い込んだドル君。
挑戦する2ヶ月前、1ヶ月前の動画でそれぞれ現在の精神状態を語っているが、トレーニングを積んで自信が付いてきたのが顔に出ており、以前よりも逞しくなっている感じがする。
今回ナザレでのサーフィンは、パドルとトーイン両方でチャレンジをする予定だ。
ドル君の挑戦は2022年12月に始まる。
ぜひ、チャンネル登録をして動向を見守ろう!
(空海)