サーファーとして守るべきルールやマナーの前に、常識として守らなければいけないマナー。仮にもサーフボードを持った人間が世間に迷惑をかければ「サーファー=マナーが悪い」という良くないイメージが流布されてしまうこともある。言わずもがなな常識ばかりだが、改めて確認しよう。
迷惑駐車厳禁
全国のサーフポイント周辺でも後を絶たないのが迷惑駐車の問題。地域住民や通行車両への迷惑をイメージすれば、安易な路上駐車など絶対にできないはず。ビジターは駐車場の整備されたメジャーポイントに向うのが基本だ。
地域住民に迷惑をかけない
サーフポイントの近くは都会と違って私有地と公用地の仕切りなどもあいまいになっている場合が多いが、誤って私有地を横切ったり、私有地内にある個人の施設(水道・便所など)を勝手に使用するようなことのないように、充分気をつけよう。
また、地域によってはポイント近くでの排便なども問題になっていると聞くが、自分の家のすぐそばで同様のことをやられたらどんな気持ちになるかを思えば、とんでもないマナー違反であることは明白だ。
ゴミは持ち帰る
ビーチにゴミを捨てないということは、言うまでも無くサーファーとしての常識。それでも砂浜には、埋もれたタバコや花火、空き缶やペットボトル、プラスチック片などのゴミが後を絶たない。自分の出したゴミを持ち帰るのは当然として、ビーチクリーン活動にも積極的に参加したい。もちろん駐車場や周辺施設の利用の際にもなるべく自分のゴミは持ち帰る工夫をしよう。
また、近年世界的にも問題になっているマイクロプラスチック。普段の生活のなかで、出来る限りプラスチック製品を使用しないことが、綺麗な海を守ることに繋がる。
(THE SURF NEWS編集部)
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