6.ボードを手放さない
ワイプアウトしたりドルフィンに失敗して巻かれる場合にも、なるべくボードは手放さないように心掛けよう。ワイプアウトのときにボードをけり飛ばすなどはマナー違反。リーシュを装着するのは当然だが、ときにはリーシュが切れたり外れたりすることもあり得るので、リーシュに頼り過ぎない癖をつけること。巻かれ方によってはボードを手放したほうが安全というケースもあるが、くれぐれも周囲の迷惑にならないように。
7.波待ちポジション
初心者にありがちな間違いとして、混んでいる沖のピークの少しインサイドよりで波待ちしているのを見かけるが、これはコンディションによっては非常に危険だ。沖からのサーファーがテイクオフした直後にすぐそばを通過していくことにもなるし、ピークから離れているためになかなかテイクオフもできないだろう。波のブレイクやサーファーのライディングするラインを読めないうちは、空いているほかのピークを探すか、インサイドよりであってもサーファーのライディングして来ない場所に移動しよう。
8.混雑に近づかない
混雑するポイントでは、波のブレイクや他のサーファーの動きを予測して危険を回避する必要がある。初心者のうちは多少波が悪くても迷わず空いているポイントに移動しよう。そのほうが乗れる本数も増え、より楽しい練習となるはずだ。
9.ポイントのリズムを尊重
そのポイントに先に入っているサーファーがいたら、その時点で自然に生まれている暗黙のリズムを感じ取る努力をしよう。後から入ってきてリズムを崩す無神経なサーファーは絶対に反感を買う。大人数で騒ぎながら一度に入るのはもちろんNG。先にいるサーファーと波を争うような位置にいきなりポジションを取るのもマナー違反だ。
10.ローカルへの配慮
日頃からビーチクリーンを行ったりサーファーと地元住民との間で潤滑油的な役割をになっているローカルサーファーたちに配慮するのは、当然のマナー。たとえばローカルと一言挨拶を交わしたりするだけで、そのポイントでのサーフィンが快適になるケースもあるはず。自分なりの方法でリスペクトの気持ちを表すようにしよう。
(THE SURF NEWS編集部)
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