初心者にとって、自然を相手にするサーフィンは、海のことやサーフィンのルールなどこれまで知らなかったことも多く、ハードルが高いと感じるかもしれません。そんな時、サーフィン経験が長い友人がいれば頼れますが、いなければスクールを利用するのも賢い選択です。
全国各地にあるサーフショップの多くでは、初心者向けのサーフィンスクールを開催。サーフィンの基本的動作のレクチャーをはじめ、サーフィンに必要な細かな知識や、小さな疑問についても色々と教えてくれます。サーフボードやウェットスーツといった必要な道具も全て貸してくれます。
今回はこれから初めてスクールに参加する方はもちろん、長期的に通いたい方にも確認してほしい、スクールを選ぶ際のチェックポイントを紹介!全て当てはまらなくてもOKなので、自分にあったスクールを見つけてください。
◆サーフィンスクールを選ぶ際のチェックポイント
ポイント1:コーチのレベル
コーチが若いバイトの人であまり教えてもらえなかったという声もちらほら。コーチが公認指導員やプロサーファーかどうかを一つの指標にしつつ、参加者の声なども参考にしてみてください。
ポイント2:レッスン時間
スクールの所要時間は2 時間以上がおすすめです。もっとやりたかったのに時間切れ・・・というパターンもよくあります。ショップから海への移動時間や、陸でのレクチャーを除き、海に入る時間が少なくとも1時間以上は確保されているスクールを選びましょう。
スクールによっては、レッスン終了後に、ボードなどのレンタル追加料金なく無料で自主練習させてくれるところもあります。
ポイント3:受講人数
コーチに対する生徒の人数は少ないほうがもちろん丁寧です。コーチ1名に対する生徒数も確認しておこう。
ポイント4:スクール料金・道具レンタル代
スクールの料金は、内容にもよりますが5~6千円くらいが相場。また、送迎サービス付やプライベートレッスンとなると1万円前後のことが多いです。
スクールにより、ウェットスーツやサーフボードのレンタルが、レッスン料に含まれている場合と別途レンタル料金がかかる場合があります。シャワー・更衣室施設も、無料のところもあれば、別途料金がかかる場合もあります。
ポイント5:設備
好みにもよりますが、海の前にクラブハウスが構えられ、シャワーやトイレが整備されていれば、サーフィンした後も快適に過ごすことが出来ます。大きなスクールであれば、ボードやウェットスーツの幅広いサイズが用意されており、自分にあったものを選んでくれることが多いです。
ポイント6:通いやすい環境か
サーフィンを上達させるためには、とにかく海に通い続けることが重要です。はじめのうちはスクールに何度か通うのが、手早く上達するコツかもしれません。
そんな時に気にしたいのは、家から通いやすい環境にあるかという点。都内であれば、千葉北か湘南エリア、もしくは都心から送迎付きのスクールなどが便利でしょう。また、家からお店、もしくは集合場所までのアクセス方法も確認しておこう。
ポイント7:スクールの雰囲気
コーチや、サーフショップのスタッフ、常連さんなど、お店によって様々な雰囲気があります。 大きいスクールであれば様々な設備や道具が揃っていて、波乗り仲間が見つかりやすかったり、小さいスクールであればアットホームな雰囲気でお店の人と蜜に仲良くなれたりします。
まずは一度スクールに足を運んでみなければ分かりませんが、色々なスクールに参加してみて、自分の好みにあったお店を見つけることも、長続きさせる秘訣です。
スクールでは、独学では学ぶことのできない上達の秘訣や、自分達だけでは分からない地元事情を教えてくれたりと、サーフィンライフをエンジョイする上でのメリットがたくさんあります。
今回紹介したコツを参考に、自分にあったサーフィンスクールを見つけてみてください。Enjoy Surfing!
(THE SURF NEWS編集部)
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