たったこれだけの言葉を覚えるだけで、海外でのサーフィンが100倍楽しくなる。
英会話のちょっとした一言が分からない。
「あーこういうとき、なんて言えば良いんだろう?」って海外で思ったことありませんか?
『Did you enjoy your surfing ?』だなんて、どうもしっくりこない。「あなたはサーフィンを楽しみましたか?」なんて日本語でも言わないよね。笑。
ということで、あちらのサーファーも使ってる日常英語をいくつか覚えましょう。使えます。英語は慣れ、訳してはイケナーイ。
波ありますか?:Any surf?(エニーサーフ?)
「波ある?」サーファーの挨拶のような言葉。『How’s waves?』でも通じるけど、発音しにくい。『Any surf?』 の方が「波ある?」のニュアンスに近い。『Any waves?』でも良い。いずれにせよ声を掛けるときは、まずニッコリして『Hello』と言うのをお忘れなく。
波どうだった?:How was it?(ハウ、ワズイット?)
海から上がってきたサーファーに、波がどうだった?と聞くときの決まり文句。波はどうか、楽しめたか?と聞きたいときに使える。ただし、海から上がったばかりのサーファーに使わないないと、何の話?となってしまう。
セット長いよ:Too long between sets(トゥーロング、ビトウィーンセット)
あなたが海から上がって、サーフチェックしていたサーファーにHow was it?と聞かれたときなどに使う。まずは、『Good』 とか 『OK』 と答えてから『But it’s too long between sets』
「良い波だけどセットの間隔が長いかな」となる。
『No good』の場合は『Because it’s too long between sets』なんて言えたら100点。
波数は多いよ:consistent(コンシステント)
波数が多いときは 『It’s consistent(イッツ、コンシステント)』という、日本語でコンスタントというが、その発音だと通じないから、ご注意ください。『?』みたいな顔をされます。
ちょっと乗れたよ :a couple(アッカップー)
直訳で「二つ」、日本語読みでカップル。ちょっと良いのに乗れたよ、なんてときによく使う。たくさん波に乗れても『I got a couple』なんて、控えめにかつクールに言う場合もある。『まあまあ、かな』なんて気分のときにも使える。そのときの、あなたの気分しだいでご自由に。
海に入る:Go out(ゴーアウト)
波を見て『Go out ?』とサーファーに聞かれたら「やる?/サーフィンする?/パドルアウトする?」。「Why not(やるに決まってじゃん)」は同意するときの決まり文句。『Of course』『Let’s go』でももちろん可。
海から陸に戻る:Go in(ゴーイン)
海のなかで『I go in』と言えば「先に上がるよ」となる。『I’m gonna go in(アイムゴナゴーイン)』と言えればもっと良い。海へ入るのはgo out、陸へ戻るのはgo in。
面がちょっと悪い:Choppy(チョッピー)
オンショアの弱い風が入っている状態。サーフィンができなくもないが、フェイスが荒れて「面が悪いよ」と言いたいとき『It’s choppy』、また『Bumpy(バンピー)』もよく使われる。
海が風でぐしゃぐしゃ:Blown out(ブローンアウト)
オンショアの強風が吹いて荒れている状態。『Stormy(ストーミー) 』 とも言う。
ドルフィンスルー:Duck dive(ダックダイブ)
ドルフィンスルー、これは和製英語だっていうことをお忘れなく。アヒルが潜水するからDuck Dive と思えば覚えやすい。ドルフィンスルーって誰が言い出した?
サーファー野郎:Dude(デュード)
カリフォルニアのサーファーのこと、ハワイではブラ、オーストラリアではマイト、日本ではオメー。『Dude』は映画で流行しアメリカ全土に広がった。今ではサーファーでなくても「おい、兄ちゃん」と若い男性を呼ぶときに使う。『What’s up dude!』元気?/調子どう?/なにやってんの?/どうした?といろんなシチュエーションによって意味が変わる。この『Dude』は合言葉に近いが、ハワイアンには使わないこと。
補修テープ:Duct Tape(ダクトテープ)
梱包用のテープ。ボードの傷を補修するのによく使われる。ロングボードで同名のコンテストがある。
波最高:Going off(ゴーインオフ)
波のコンデションが最高の状態。でも小波では使わない。最低でもオーバーヘッド。波以外でも、舞い上がっている人にふざけて使うときもある。『He is going off / あいつテンション高い 』
白人:Haole(ハオレ)
ハワイアンが白人に対して呼ぶ言葉。侮蔑的なニュアンスがあるから使わない方が無難。
サーフボードの傷:Ding(ディング)
「Ding repair」という張り紙は修理屋さんの広告。「My board is broken」なんて言うと真っ二つに割れた意味になるから『I need to ding repair : 修理が必要』と言えば伝わる。『Fix my board』でもいい。
バックサイド:Pig dog(ピッグドック)
バックサイドチューブのフォームを「Pig dog」という、由来はサーファーのバックサイドのスタンスがピットブルのガニ股に似ていてそう呼ばれた。『Back side』ももちろん使える。
すいませ~ん:Excuse me(エクスキューズミー)
つい『I’m sorry』と言ってしまいがちだが、軽めに失礼と言いたいときには『Excuse me』でいい。相手の話が分からないときにも『Excuse me? : 何ですか?』と即座に答えれば会話が途切れない。『I’m sorry』はもう止めて『Excuse me』と言おう。
英語は好きになることが大切。サーフィンと同じで、好きになればどんなことでも楽しい。そして英語は繰り返しが大切、ときどきこのサイトを開いて読み返すと、必要なときに『ポン』と頭に言葉が浮かびます。
英語は訳すな、とにかく慣れよう!
※英文・英訳については様々な見解もありますので本記事も常に見直しています。
(李リョウ)