11月10日~16日の1週間にかけて、AEONシネマ茅ヶ崎にて日本のサーフィン映画を上映する「横乗日本映画祭」が開催される。
「横乗日本映画祭」とは、「横乗り」をテーマに、 日本国内で撮影された作品や日本人による作品など「日本」 にフォーカスした映像を、映画館の大きなスクリーンで上映することをコンセプトとした映画祭。2012年から始まり、今年で7回目の開催。湘南では1週間にわたり開催されるほか、今年は北海道や徳島でも開催された。
茅ヶ崎の初日となる10日(土)には『STONE BREAK DREAMS』、最終日16日(火)には『WAKITA PEAK』のなど、今年話題のサーフフィルムの上映が決定している。
第7回横乗日本映画祭 茅ヶ崎開催
開 催:2018年11月10日(土)〜16 日(金)
会 場:AEONシネマ茅ヶ崎
開 演:20:30〜
入場料:1,500円
公式サイト:https://yoko-nori.jp/
上映スケジュール:
日にち | 上映作品 |
11月10日(土) | DOBBBIDEO HEART FILMS “IN THE MOMENT” STONE BREAK DREAMS |
11月11日(日) | EN Far East Flow NAUSICAA |
11月12日(月) | LIVE NATURALLY1 ほたるの川のまもりびと |
11月13日(火) | THE OUTRIDER TREELINE VAGUE A L’AME |
11月14日(水) | ARTFCT FILM Flowing life ON THE TRACKS 3 |
11月15日(木) | CAR DANCHI THEbox 滑る北信五岳 -妙高山編- |
11月16日(金) | WAKITA PEAK |
上映作品紹介(一部)
■STONE BREAK DREAMS
日本を代表するレジェンド・サーファー川井幹雄が、1978年に発表した8mmのオリジナル・サーフムービー「STONE BREAK」。
今年4月にリリースされた「STONE BREAK DREAMS」は、それから40年の時を超え、たった1本残されたこのオリジナル8mmフィルムに、昨冬のノースショアで撮影された最新のシークエンスを加え、日本のサーフムービー界に異彩を放つ鬼才PARUOが甦らせたリメイク版だ。
ーこの作品の見所とは?
本作品は40年前に制作されたオリジナル版の映像と、現在の映像との対比を意識して作成しました。
また当時を知る方はもちろんですが、オリジナルを見たことが無い方も、味のある8mmフィルム映像はもちろん、古き良き70年代の風景や当時のシングルフィン・サーフィンは新鮮に写るのではと思います。
そして、そんな格好良い時代を生きてきた「レジェンド」と言われる方たちが、40年経った今もなおサーフィンと向き合って楽しんでいる生き様を、ぜひご覧になってみてください。
鈴木晴雄[PARUO] (「STONE BREAK DREAMS」制作PARUO氏インタビュー詳細)
■WAKITA PEAK
ノースショアのパイプラインに、世界で唯一自分の名前を刻む日本人サーファー、脇田貴之。脇田は、ハワイアンたちを尊重し、彼らも手を出さないような巨大で危険な波だけが来る場所で波を待つようになり、いつしか人はその場所を「WAKITA PEAK(ワキタピーク)」と呼ぶようになった。
リアム・マクナマラをはじめノースショアのレジェンド達に認められたサーファーとしての脇田貴之の生き様に迫ると同時に、夫・父としてのリアルな側面も描いたのが『WAKITA PEAK』だ。
“サーフィンは娯楽やスポーツでもあるが、ある者たちにとっては宗教であり哲学だ”
サーフィンの美しく、そして狂気的で危険な一面にも切り込んだ作品。
■VAGUE A L’AME-Wave to the Soul
日本語で“魂への波”を意味する、ビラボンのドキュメンタリー映画 「VAGUE A L’AME – Wave to the Soul」
ナザレを舞台に、新鋭ビラボン・アドベンチャーチームのシェーン・ドリアン、ベンジャミン・サンチス、ジャック・ロビンソン、ジャスティン・ベクレット達がビッグウェーブに挑む。
彼らが、恐怖心を抑えつつ強いメンタルで世界最大の波に挑む姿は、息をのむこと必至。ビッグウェーブ・サーフィンの世界に引きずり込まれる。
》VAGUE A L’AME-Wave to the Soulの作品詳細
その他にも今年話題のサーフフィルムを初め、スケートやスノーボードなど横乗系の作品が数多く上映される予定。その他上映作品の詳細は公式サイトで紹介されている。お近くの方はぜひ足を運んでみては。
(THE SURF NEWS編集部)