最新号のF+、刷り上がりほやほや。
カバーはおそらく今シーズンがファイナルステージになるだろうケリー。47歳、こうしてみると、47歳だなぁ、と思う。恐ろしくサーフィンのうまい47歳。
毎回結構気合入れて本作るわけだけど、出来不出来ってのはあって、もうそれはしょうがないし、期待されてもお答えできない。でも、この号は結構できのいい号だと思う。ま、私の好きな号ってことだけど。
・ハワイバックステージ
・パイプマスターズ
・パーコ
・サーフレイク
・ウエスタンオーストラリアのローカルのお話
人、試合、ニュース、物語等の各コンテンツのバランス感もいいと思うし、一つ一つの出来もいい(個人の感想です)。買い記事が多いので、お金もかかってるわけだけど。
そのうえ今回は全体的にデザイナーのG様がプチレイアウト変更をしてくれて、より洗練された感あると思う。表紙の上に白帯があるだけで、おしゃれさんな感じ(笑)
この中で私が一番好きなのは52-53ページ、THE UNWRITTEN RULES というタイトルが乗った見開き。これPDFで見た時に、しぇ~、超かっこいい、って声に出して叫んだよ。タイトルと写真の感じがもう、なんかのお洒落な広告みたいじゃん。
普通タイトル周りにはリードと言って、内容を要約するような導入部分的テキストがあるんだけど、これはタイトルだけ。ぶっちゃけリード付けるの忘れただけなんだけど、マイナスの美学というか、引き算の美しさというか。なんでも増やせばいいってもんじゃないのよね。写真さえよければこれで成立。
タイトルは直訳すれば書かれていないルール、つまり暗黙のルールなわけだけど、写真のイメージにピッタリ。
内容は皆さんが私と最も遠いところにあると思っているだろう、ローカリズムとコンテストのお話。基本排他的なローカリズムは好きじゃないけど、この物語の主人公でもあるカルバリボードライダーズクラブの代表のキット・レイナーという人はすごいな、と思う。
このエリアの特別なポイントジェイクスが本領を発揮すれば、57ページの写真(上)のように、ディープなチャージを見せる。ローカルってこういうものだわよね、と私が思うローカル像。
シーズンスタートまであと1か月を切った。長いオフ、みんな相当楽しめてると思う。いつもの年ならもうGCだもんな。もうしばらく、サーフィン、ツアーのことから離れて居させてください(笑)