BILLABONGがアーティストを起用して展開するコレクション「BILLABONG GALLERY」から、“Know the feeling Tokyo”と題して、カルチャーレーベルHIDDEN CHAMPIONと共に、3名の日本人アーティストとのコラボレーションプロダクトを発売する。
日本のストリートアートの礎のひとつとも言える伝説のスペース「大図実験」を主宰し、シルクスクリーンを自在に操るNaomi Kazama、日本のスケートボードシーンにおいて、写真、絵画などの表現でも唯一無二の存在感を放つDISKAH、伝統的なサインペイントに日本独自のモチーフを加え新たなビジュアルを生むMakoto Yamaki。
この3名のアーティストに共通する、固定観念を打ち壊す自由な表現と彼らの想いは、世界中のアート、サーフィン、スケートボードなどを好む人々と、Billabongがテーマとする“Know the feeling”という共感を生むであろう。
それぞれTシャツ、ボードショーツ、キャップが発表されており、3名のアーティストとのコラボ商品は既に販売中。HIDDEN CHAMPIONとのコレクションは4月28日より発売予定だ。いずれも全国のBILLABONG直営ストアやオンラインストアなどで購入できる。
■Know the feeling Tokyoラインナップ
Naomi KAZAMA
1998年、カリフォルニア州、サンディエゴにてストリートアートの先駆者OBEYことシェパード・フェアリーと出会い、シルクスクリーンプリントを学ぶ。彼のアートを通じて社会へアプローチをする方法に興味を抱き制作を始める。帰国後、東京・中目黒にてギャラリー「大図実験」を友人とオープン。大図実験では海外からのアーティストの招聘や、国内外のアーティストへ制作や展示のためにスペースを提供。ストリートの延長上を表現する偏った文化交流の発展の場となる。
その後、NYと東京ベースに活動するアーティストペインティングコラボレイティブのバーンストーマーズへの参加。様々な手法や視点を学ぶ。2012年、全米21カ所にてライブスクリーンプリントのツアーを行う。
カザマナオミの創り出すアートは、その色構成と有機的なグラフィックシェイプの合成により抽象的表現をされている。そこに映し出される事象物は、カザマ自身が圧倒されるほどに混沌と不思議を受ける自然と生物の営みである。その意図せずに成り立つ全ての存在がおもしろく、砂浜に残る足跡のように美しい。
歳月を通して芸術の正しい答えを見つけ出すのよりも、基本的なアイディアにシンプルな疑問を投げかけ生まれる好奇心にインスパイアされた芸術を創造し続けている。http://experimentalwaltz.net/
https://www.instagram.com/naomi_kazama_art/
DISKAH
東京都出身。アーティスト/写真家/スケートボーダー。
作品の多くはスケートボードやストリートでの体験をもとに生み出される。絵、写真ともに独学。アートワークではフリーハンドのラインをベースに、多種多様な手法を用いてキャラクターやテクスチャーなど様々なモチーフを描き出す。is写真では主にストリートからの視点で世の中をドキュメントし続けている。国内外での個展やグループ展等への出展のほか、ファッション、音楽、広告への作品提供など多方面で活動を行っている。
http://www.diskah.com/
https://www.instagram.com/haksid/
MAKOTO YAMAKI
1977年生まれ。絵描き。1999年より単身ニューヨークへ渡り、スケートボードとペンを携え旅を始める。2002年には初の個展をバンクーバーにて開催。帰国後、THENORTHFACEとのコラボレーションによりロッククライミング日本代表ユニフォームのデザイン、YES.NOWBOARDのボードデザイン、L.I.F.E.のグラフィックワーク、LSP ”Days in whistler” DVDジャケット、またアートマガジンJAXTAPOZ、+81MAGAZINE、などさまざまな雑誌にも掲載される。現在は、看板デザインやロゴデザインなどをすべてハンドレタリングで行い、藍染め職人”LITMUS,Stay indigo”との作品制作にも力を注ぎ日々活動の場を広げている。
https://mako-sk8.tumblr.com/
https://www.instagram.com/makoyamaki/
HIDDEN CHAMPION
2003 年より発⾏しているフリーマガジン。「隠れたチャンピオン」というタイトルが表すように、マスメディアではあまり取り上げられないストリートカルチャーや、それらに関わる⼈達のライフスタイルや考え⽅を紹介することをコンセプトとしている。⽣活を彩る⼤切な要素として、アート、写真、ボードカルチャー、ファッション、ミュージックなど様々なカルチャーを扱い、アートショーやキュレーションなど、カルチャーレーベルとして様々な企画を⼿掛けている。
http://www.hiddenchampion.jp/