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ハワイ州観光局がサーフィン特設サイトを開設「サーファーなら一度はハワイに」

ハワイ州観光局が、レスポンシブルツーリズムを推進する「マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜」キャンペーン活動を日本でも本格始動することを4月22日のアースデーに発表。その一環として、レスポンシブルツーリズム特設サイト「Mālama Hawaiʻi」のほか、サーフィンに特化した特設サイト「Surfing in Hawaiʻi」も開設された。

環境や文化に「思いやり」と「責任」を持った観光を促進

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「マラマ」とはハワイ語で「思いやりの心」を意味し、「レスポンシブル」は「責任を持つ」ということ。この観光キャンペーンは、観光に携わる全ての人が、その土地の自然環境や文化などに与える影響に思いやりの心と責任を持つことで、より良い観光地をつくることを目的としており、今後日本の企業や非営利団体、教育機関、専門家などと連携しながら、様々な活動を展開していくとのことだ。

ハワイ文化に欠かせない「サーフィン」を発信

今回開設したサーフィン特設サイトでは、サーフィンの起源からサーフボードの歴史、レジェンドサーファーやハワイと日本で活躍するサーファー、サーフスポット、観戦可能なサーフィンイベント、ハワイで活躍するシェイパー、サーフィンの楽しみ方、ライフスタイル、関連映像など、充実したコンテンツが掲載されている。

昨年まで「ビショップ・ミュージアム」で開催されていたサーフィンの特別展示の一部も引用されている。(c)Blue.

サーフィンは、ハワイの文化にとって欠かせないもので、環境問題にもとても近い関係にある。サーファーは誰よりも海の環境に敏感で、ハワイのサーファー達も非常に熱心に環境問題に取り組んで発信しているが、昨年からハワイ州観光局親善大使をつとめる五十嵐カノアも、サーフィンを通じてアロハスピリットを伝えてきた。

デューク・カハナモクやアンディ・アイアンズなどのレジェンドサーファーを紹介 (c)ハワイ州観光局
五十嵐カノアから、小室正則、糟谷修自など様々な世代の日本人サーファーも数多く紹介されている (c)ハワイ州観光局

ハワイ州観光局の担当者は、「サーフィンがオリンピック正式種目になり嬉しく思っております。ハワイの大切な文化の一つであるサーフィンを通じて、サーフカルチャーや歴史、海の環境を守ることの大切さを伝えていきたいと考えています。サーフィンをする人もしない人も、一度はハワイへサーフィンを見にきて欲しい」と語る。

ハワイの人々と共に歩んできた大切なハワイ文化のひとつであるサーフカルチャーを継承しながら、海を守っていくことの大切さを感じることができるサイトとなっている。近い将来にまたハワイへ自由に旅ができる日を楽しみに、改めてハワイの歴史と環境問題に関心を持ってみるのはいかがだろうか。

(THE SURF NEWS編集部)

ハワイ州観光局サーフィン特設サイト「Surfing in Hawaiʻi」:https://www.allhawaii.jp/surfing

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