カウアイ島のハナレイ・ベイでサメに襲われて息子を亡くした母・サチを主人公とした映画『ハナレイ・ベイ』が、10月19日(金)から全国の劇場で公開される。テラスハウスに出演してお茶の間でも一躍有名になった佐藤魁も、日本人サーファー役で出演する。
原作は、村上春樹の短編小説「ハナレイ・ベイ」。単行本と文庫で累計70万部超のベストセラー短編集『東京奇譚集』の一篇だ。
映画『トイレのピエタ』や『オトトキ』を手がけた松永大司が監督&脚本を務める。
あらすじ
主演の吉田羊が務めるシングルマザーのサチは、佐野玲於演じる息子・タカシがカウアイ島にあるハナレイ・ベイでサーフィン中にシャークアタックに遭い亡くなったという知らせを受ける。その後10年間、息子の命日にハナレイ・ベイを訪れ、海の前にチェアを置いて数週間を過ごすようになった。ところが、偶然出会った2人の若い日本人サーファーから「赤いサーフボードを持った『右脚のない日本人サーファー』がいる」という話を耳にし、サチはもう一度息子に会うためにある決意をする。
映画『ハナレイ・ベイ』
公開日:2018年10月19日(金)
原作:「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊『東京奇譚集』)村上春樹著
脚本・監督・編集:松永大司
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類
『ハナレイ・ベイ』公式サイト
(THE SURF NEWS編集部)