波乗りジャパンオフィシャルウェアにQUIKSILVER×TOKOLOコラボモデルが登場

ボードライダーズジャパン株式会社が有する「QUIKSILVER」は、オフィシャルサプライヤー契約を締結しているサーフィン日本代表チーム「波乗りジャパン / NAMINORI JAPAN」の2020年の公式ウェアコレクションとして、美術家 野老朝雄(ところあさお)氏のアートワークが施されたコラボモデルを2020年3月より展開する。

それに伴い、7月16日(火)にボードライダーズジャパン株式会社本社にて公式ウェアコレクションのお披露目イベントを開催した。

当日は、野老氏や波乗りジャパンアスリートをゲストに迎えて、今回のアートワークに関してのプレゼンテーションや公式ウェアコレクションの商品紹介、トークセッションを行った。

今回の「QUIKSILVER×TOKOLOコラボモデル」は、“繋がり=CONNECT”をテーマに、シンプルかつ厳密な幾何学から生まれた野老氏のアートワーク:組波紋様と山波紋を各アイテムに大胆かつ象徴的にデザインしている。同じピースで描かれた今回の波紋様をあしらった「QUIKSILVER×TOKOLOコラボモデル」を着た人たちがビーチで繋がりあい、人と人とをどこまでも繋ぐ大きな希望のうねりとなって、大きな力をもたらしてくれる・大きなチカラになるという思いが込められたデザインとなっている。

また、今回のコラボモデルの展開色:「藍色」は、日本に古くから存在し、今に伝わる伝統的な色であり、藍の中でも“勝色”と呼ばれる濃い藍色は日本のラッキーカラーで、武士たちが戦の時に装備する甲冑の鎧下(肌着)がこの“勝色”で染められていた。武士たちが、ここぞの大一番で好んで着ていた強い青、ジャパンブルー、侍ブルーでも親しみのある“藍色”。そんなストーリーを持ったわが国の伝統色を「波乗りジャパン」の選手たちにも身に着けてもらいたいという野老氏、そしてブランドの熱い思いがこのコラボモデルには込められている。

2020年より展開される「QUIKSILVER×TOKOLOコラボモデル」は、「TECHNOLOGY LINE」と「ECOFRIENDLY LINE」に加え、Eコマース限定で販売される「EXCLUSIVE LINE」の“NAMINORI AIZOME”も展開している。

1「TECHNOLOGY LINE」For Flight and Travel

地球上のあらゆる地域の波をそのフィールドとしているサーファーにとって、世界のどの場所に身を置いても、またどんな移動環境においても、体感の温度・湿度調整を始めとするベストな状況をキープし、快適性を重視した機能にフォーカスしたライン。

NASAのために開発された、人間がいちばん快適だと感じる体感温度をキープしようとする温度調節機能素材「アウトラスト®」を使用している。

2「ECO FRIENDLY LINE」For Nature and Relax

テクノロジーラインが気の抜けないONの顔なら、ここでご紹介するラインナップはサーファーたちのOFFの顔。オフの時間は思いっきりリラックスできて、フィールドにも思いやりを持てるエコ素材を。競技とは別の顔を持つカルチャーとしてのサーフィンの素晴らしさを表現したコレクションだ。

このシリーズの最大の特徴は、成長の早いアパカという植物のパルプでつくる紙を撚った紙糸を採用しているところ。そこの国を代表する「波乗りジャパン」の選手たちに相応しい、こだわりのあるジャパン・メイドなプロダクトだ。

3「EXCLUSIVE LINE」“NAMINORI AIZOME”

“NAMINORIAIZOME”の名を冠した Eコマース限定販売の2アイテム。野老氏のラブコールを受けて、世界を股にかけ活動する阿波藍の藍師・染師BUAISOUが、一枚一枚手作業で丹精込めて染め上げている。

野老朝雄 Asao TOKOLO / 美術家

1969年東京生まれ。幼少時より建築を学び、江頭慎に師事。2001年9月11日より「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続ける。単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現可能な紋と紋様の制作や、同様の原理を応用した立体物の設計/制作も行なっている。
2016年~ 東京大学工学部非常勤講師、東京造形大学客員教授
2017年~ 筑波大学非常勤講師
2018年~ 東京大学教養学部非常勤講師、
2019年~ 宮城大学客員教授、四国大学特認教授
<主な作品>
2013-16年 「大名古屋ビルヂング」(設計:三菱地所設計)のための下層部ファサードガラスパターン制作(愛知)
2016年 東京2020オリンピック・パラリンピックエンブレム
2017年 「大手町パークビルディング」(設計:三菱地所設計)のための屋外彫刻作品[TOWER OF CONNECT] 制作 (東京)

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