調味料や乾燥野菜などの加工食品の製造・販売を行う三共食品が、アカウミガメを守ることを目的としたビーチクリーン活動「KEEP THE BEACH（キープ・ザ・ビーチ）」を始動。その第1回目として、3月25日（木）8時からの1時間、同社の有志約20名が小島町海岸の海岸線で清掃活動を行う。
自然からの産物である食物を加工して事業を行っている三共食品。海に近い豊橋に本社を構え、代表中村俊之氏の趣味がサーフィンということもあり、以前から「海」をテーマにCSR活動を行っており、豊橋のラジオ番組「やしの実FM」、地元愛知県出身のプロサーファー都築虹帆、「citywave Tokyo」などをサポートしている。
第1回の開催地である小島町海岸は、生産工場がある寺沢工場近く。小島町海岸のある太平洋に面した遠州灘は通称“表浜海岸”と呼ばれており、広い砂浜やそこに広がる海浜植物、雄大な海食崖を有するなど豊富な自然に恵まれている。
世界的に減少傾向で、絶滅危惧種に指定されているアカウミガメが産卵に訪れる海岸としても知られており、社内で有志を募り立候補した約20名が、このビーチクリーンを通じて海に流れ着いた漂流物や海岸に捨てられた釣り糸やゴミを拾い、アカウミガメにとって障害になるものをなくしていきたいとのこと。
「KEEP THE BEACH」は豊橋の海への恩返しとして毎月実施していくという。今後は小島町海岸に限らず、約14kmの砂浜が続く“表浜海岸”に活動の幅を広げ、継続的な活動を行っていくとのことだ。
■KEEP THE BEACH
会場：小島町海岸 〒441-3122 愛知県豊橋市小島町前田
日時：2021年3月25日（木）8時～9時
※雨天の場合は3月30日（火）に変更
【三共食品株式会社 概要】
エキス、スープ、乾燥野菜、乾燥食品などを製造販売する「調味料事業」と、外食、中食、給食産業向けの業務用食品などを製造販売する「外食事業」を包括的に展開。日本の食を支える食品メーカーとして、食品製造の安全性確保のた
めの世界的管理基準「HACCP（ハサップ）」を順守、また、食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」並びに「FSSC22000」を取得。年間売上約50 億円。
法人名： 三共食品株式会社
代表： 代表取締役 中村 俊之
所在地： 愛知県豊橋市老津町字後田25 番地の1
電話： 0532-23-2361
設立： 1975 年12 月３日
事業内容： 乾燥野菜、天然調味料エキス、オイルフレーバー、乾燥食品、業務用食品の製造・販売
ホームページ： https://sankyofoods.co.jp
