そういえば、カリフォルニアでスケートボードに乗れないというサーファーに、あまり出会ったことがない。
やがてどちらかに傾倒することになるとしても、子どもや若者にとっては、あえて線引きする必要のない楽しい遊びだ。
ルーツだって交わっている。サーフィンやスケートと同様、クラシックカーやモーターサイクルも、この地で育まれてきた文化 。
それぞれが交わりながら歴史ごと愛され認められ、街並みや人々の感覚に、ごく自然に溶けこんでいる。
近年は若いサーファーたちが今まで以上にシェイプにトライしていて、レジェンドと呼ばれるシェイパーたちも惜しみなくその経験を伝えている。
自分のボードは自分で削る、それが当たり前だった時代をよく知っているのだ。受け継がれるのは技術だけじゃなく、歴史やリスペクトも一緒。だからボードデザインには歴史観が自然に宿り、サーファーたちのスタイルに大きな影響を与えてきた。
せっかくだから、ちょっとカリフォルニアを流してみよう。
サーフィンがカルチャーとして、どんなふうに溶けこんでいるのか。日常ですれちがう小さなひとつひとつが積み重なり、やがて文化となり、誇りになる。 まあ、当の本人たちはいたってカジュアルで、自由気ままなんだけど。
とりあえずボードを積んで、窓全開にして、繰り出そうぜ。
『Blue.』No.94 コンテンツ
・NAKI’S COLUMN
・WHAT’S UP !
・CALIFORNIA CRUISING サーフィンを文化として
・海が育む、兄弟・姉妹のストーリー
・A BREATH OF FRESH AIR PORTUGAL
・OUTERKNOWN
これまでの軌跡、これからの未来
・FOR PURE FUN
オルタナティブ・サーフボード
・BLUE.SELECT
夏のサーフ・ファッション最前線
・BROTHERS MARSHALL
マリブ・サーフショップ /カルチュアルセンター
・INNOVATIVE
BOARDSHORTS
・僕らはタイムサーフトリッパー
その他のコンテンツ
・LUDIUS / 三浦翔平
・サーフなお家の実例集
・DO THE RIGHT THING / PES
・BLUE. SURF CLUB
雑誌名:Blue.
発売日:2022年5月10日
定価:1,320円(tax in)
= More Info =
Blue. Magazine
http://www.blue-mag.com
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(THE SURF NEWS編集部)