先週末通過した台風6号はコースが悪く、期待外れになった場所が大半だったが、今週は全ての地方で梅雨明け。
本格的な夏を迎え、南海上では台風が発生しやすい状況だ。
次の台風のウネリは週明けか?
7月31日(水)に南シナ海北部で台風7号が発生したが、大陸に反れる予想のために日本に影響は無いでしょう。
週末は夏の太平洋高気圧に覆われ、高気圧からの吹き出しによる東〜南東ウネリが頼みの綱。
関東では千葉、茨城のウネリを拾いやすく、南よりの風をかわす場所が狙い目。
潮の動きが大きく、ロングやミッドレングス、浮力があるボードなら楽しめる時間帯もありそう。
茨城など海水浴場規制のロープが入っている場所は地形も大分変わっているという情報も。
湘南は今のところ物足りないコンディションを覚悟した方が良さそう。
西日本はスモールコンディションの週末、南よりの風の影響も目立ってしまいそう。
日本海は更にウネリが弱く、一言で言えば「海水浴日和」の週末が予想される。
次の台風発生の可能性について
週明けは二つの熱帯低気圧、もしくは台風が沖縄の南海上と小笠原付近を移動する予想。
気象庁のGSMモデル(スーパーコンピューター)、米国の気象機関(NOAA)発表のGFSモデル、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の3つの機関の進路予想がまだ一致せずに不明確ながら、ウネリが入る可能性は十分にある。
ちなみに2018年は台風が29号まで発生。
その内、8月が9つと最も多く発生している。
つまり8月は台風シーズン、来るべき特別な日に備え、身体の調整や道具の手入れなどをしておくべきだろう。
(THE SURF NEWS編集部)