今週は新たな台風23号が発生して南鳥島近海を移動中。
位置的には遠いものの、この台風は勢力が強く、すでに北は茨城、南は九州まで南東よりのウネリが届き始めている。
週末は台風23号のウネリのピークが過ぎてしまう予想
11月7日午前9時45分発表の気象庁の予想によると台風23号は中心気圧940hPaの非常に強い勢力で南鳥島近海を北上中。
本州には接近せず、10(日)には日本の遥か東で温帯低気圧に変わる模様。
関東では全体に台風23号からの南東よりのウネリが届き、湘南では7(木)現在でムネ〜カタサイズ。
今のところウネリのピークは8(金)の見込み。
北〜北東風が強まることもあり、週末は足早いにサイズダウンが進む可能性がある。
ウネリが残っていたら早めに行動するのが得策と言えそう。
千葉、茨城では8(金)から10(日)にかけて北〜北東風が強く、台風23号からの南東よりのウネリに変わって風波が強まる可能性がある。
風の影響を受けやすい場所はハードコンディションになることも予想されるため、ウネリをかわす場所をチェックしたい。
西日本でも台風23号からの南東よりのウネリで7(木)現在、国府の浜でコシ〜ムネ、四国では生見で頭サイズあるが、週末にはピークを過ぎてしまう予想。
北よりの風が強く、ウネリは抑えられてしまいサイズダウンが早まることも考えられる。
日本海では8(金)〜9(土)にかけて冬型の気圧配置に伴い北〜北西風が強まり、風波でサイズアップする可能性がある。
風がおさまる10(日)はコンディションも回復傾向となりそう。
なお、来週末は今季一番強い冬型の気圧配置となり、山陰、北陸、北日本などでは本格的な雪になることが予想されている。
その他の場所でも気温が平年を大きく下回る可能性があるので、海の装備も冬の準備を進めた方が良いだろう。
(THE SURF NEWS編集部)