気象庁発表の1ヶ月予報によると2月にかけて東日本、西日本共に気温は平年よりも高くなる見込み。
降水量は低気圧や前線の影響を受けやすいために平年並か多い見込み。
暖冬傾向の冬は大雪に注意しなければいけないが、波が上がる可能性は高くなると予想される。
連休中は南岸低気圧が通過
8日の水曜日に日本海で発達した前線を伴った低気圧の影響で南よりのウネリが強まり、湘南では頭前後までサイズアップ。
低気圧が三陸沖に抜けて冬型の気圧配置に移行している9日の木曜日は新しい北東ウネリが入り、千葉、茨城などの東海上でも大きな変化が出ている。
成人の日も含めた連休中は西から低気圧が接近、12日の日曜日にかけて本州の南岸を通過。
13日の月曜日には北東海上へ遠ざかりながらも発達して冬型の気圧配置に移行する模様。
期間を通して北よりの風が入りやすくなり、関東では風をかわす湘南でも低気圧の通過に伴いサイズアップする可能性がある。
千葉、茨城では低気圧が残した北東ウネリが弱まりながらも続く一方、連休中に通過する低気圧からのウネリにも反応する可能性がある。
北よりの風をかわす場所を選べばまずまずのコンディションも期待出来そうだが、13日の月曜日に関してはハードになる恐れもある。
西日本でも連休中は低気圧の通過に伴いサイズアップする可能性があるが、今のところ変化は限定的と予想される。
先週末同様、ロングや浮力があるボードで東よりのウネリに敏感な場所へ向かうのが無難だろう。
日本海は9日の木曜日の時点でクローズアウトしている場所が多い。
冬型の気圧配置が緩む10日の金曜日以降は風がおさまり、コンディションの回復が期待出来そう。
但し、サイズダウンは早いと予想されるため、ウネリが残っている内に早めの行動を。
(THE SURF NEWS編集部)