この一週間は日本海を移動した台風崩れの低気圧や、小笠原・父島の沖合に発生した熱帯低気圧の影響で日本海側や、千葉以西は比較的波に恵まれていた。
13日の木曜日の時点で千葉、伊良湖、九州などが良くなっている一方、茨城はしばらく続いているスモールコンディションに変化がない。
日本海では風波が残っている秋田以外、フラットや弱いショアブレイクの場所が目立っている。
週末はスモールコンディションが中心
今週はお盆休みの方も多いだろう。
コロナ渦で移動はしにくいとはいえ、一年で最も多くのサーファーが海に行くこの時期。
頼みの綱の熱帯低気圧は西に反れて衰退する予想。
太平洋側はスモールコンディションが中心になりそうだ。
15日の土曜日から16日の日曜日にかけて北の低気圧から延びる前線が北日本を通過する模様。
この影響で関東では15日の土曜日に南よりの風が強まる見込みだが、湘南などの南向きの場所でも大きなサイズアップは考えにくい。
千葉の風をかわす場所、茨城でもスモールコンディションが予想される。
16日の日曜日は前線の通過に伴い北東風に変わる可能性がある。
引き続き大きなサイズ変化は期待出来ず、千葉、茨城の風の影響を軽減出来る場所はサーファーが集中してしまいそうだ。
西日本は太平洋高気圧の圏内。
15日の土曜日は西よりの風、16日の日曜日は北〜北西風が吹き込む予想。
風の影響は少なそうだが、ウネリは弱い状態が続きそう。
日本海は前線の影響で15日の土曜日をピークに西〜南西風が強まり、大きくサイズアップする可能性がある。
風の影響が気になるものの、場所によってはコンディションが整うことも考えられる。
(THE SURF NEWS編集部)