先週は近畿地方で木枯らし1号が吹いたことをお伝えしたが、今週は4日水曜日に東京で北西風が強まり、木枯らし1号が吹いた。
東京で木枯らし1号が吹いたのは3年ぶり。
木枯らし1号の条件は、10月半ば〜11月末の間に西高東低の冬型の気圧配置により北〜西北西風が最大風速8m/s以上吹いた場合。
気象庁の東京、大阪の管轄のみの発表のため、他地域では発表されない。
ちなみに大阪での木枯らし1号の条件は期間と風向きが少し異なる。
木枯らしを題材にした曲も多く、冬の訪れを知らせる一つの季語にもなっている。
週末は冬型の気圧配置
今週末は寒冷前線が通過、8日の日曜には北日本を中心とした冬型の気圧配置に移行する模様。
寒気の南下は遅れて寒さのピークは週明けとなり、今季一番の冷え込みが予想されている。
週末、関東では南西風、冬型の気圧配置に移行後は北よりの風に変わる見込み。
湘南では風波を中心にサイズアップする可能性がある。
冬型の気圧配置に移行後も沖合いで強まる西風によって変化が出やすいので、要チェックだろう。
千葉・茨城では風をかわす場所を選べばまずまずのコンディションが期待出来そうだが、基本的にはスモールが中心になりそうなので、浮力があるボードを用意したい。
西日本では北よりの風、冬型の気圧配置に移行後は北西風が強まる見込み。
高気圧からの吹き出しによる弱い南東よりのウネリが続く程度。
国府の浜などのウネリを拾いやすい場所でもスモールコンディションが続き、特に8日の日曜は風にウネリが抑えられてしまいそう。
風が強まる前に行動するのが無難でしょう。
日本海では南西風、冬型の気圧配置に移行後は西〜北西風が強まる見込み。
6日の金曜日の時点で京都以北はウネリが続いており、7日の土曜日は風波が強まる可能性もある。
冬型の気圧配置に移行後は西〜北西風が強まって一気にクローズアウトすることが予想されるため、週末は前半を狙いたい。
(THE SURF NEWS編集部)