立春の翌日となった4日の木曜日は日本海の発達した低気圧の影響で南よりの風が強まり、関東地方で春一番が吹いたと発表。
これは統計を取り始めた1951年以降、最も早い記録だ。
ちなみに春一番の条件は、立春から春分までの間に低気圧が日本海を移動して関東地方に風速8m以上の強い南風が吹いて気温が上昇した時。
1988年2月5日の記録を一日更新した。
今週末は6日の土曜日に前線が南岸に延び、低気圧が東海上と本州の南岸、更に北海道付近を移動。
7日の日曜日には低気圧が東へ遠ざかり、大陸からは高気圧が張り出して北日本中心の冬型の気圧配置に移行する模様。
今のところ冬型に移行するのは遅い時間帯か夜になる予想で、北日本を除いて春を思わせる陽気の週末になる予報。
関東はスモールコンディション
関東では5日の金曜日の時点で前日の風波が残る湘南が一番サイズがある。
千葉・茨城はスモールコンディションとなっている。
湘南は6日の土曜日に一旦サイズダウン。
後半〜7日の日曜日は沖合いの風によってサイズアップする可能性があるが、今のところ大きな変化ではなく、スモールコンディションが予想される。
千葉・茨城は西〜南西風が入りやすくなり、場所を選べば影響は少なそうだが、低気圧の勢力は弱く、逆にサイズダウンの可能性もある。
基本的にはスモールコンディションを考慮した方が良いだろう。
西日本は更にウネリが弱そう
西日本は5日の金曜日の時点で宮崎が最大ハラサイズあるが、その他の場所は厳しく、国府の浜などの東向きの場所でもフラット。
週末、国府の浜は6日の土曜日が風が弱く、7日の日曜日は北西風が強まる見込み。
前線や低気圧の影響で多少変化が出る可能性はあるものの、基本的には厳しい状況が続きそう。
宮崎では西〜北西風、6日の土曜日の日中は南東風が入りやすくなる見込み。
大きな変化は期待出来ないが、東よりのウネリが多少強まる可能性があり、風や潮回りを考慮して行動すれば比較的遊べる週末になりそう。
日本海
日本海は6日の土曜日に西〜南西風、7日の日曜日は北西風が強まる見込み。
5日の金曜日の時点ですでにハードな場所が多く、特に7日の日曜日は風波で大きくサイズアップしてクローズアウトの場所が多くなりそう。
西日本に関しては比較的風が強まらず、特に6日の土曜日は風をかわす場所でコンディションが上向く可能性もある。
(THE SURF NEWS編集部)