今週は台風並みに発達した低気圧の影響で大きな変化が出た場所が多かった。
また、冬型の気圧配置が強まり、真冬に逆戻りしたような厳しい冷え込みとなり、日本海側や太平洋側でも東北は雪が降るほどだった。
週末は一転して春の陽気になる予想だが、日本海側では寒冷前線の通過に伴い天気が急変する可能性がある。
来週は23日の天皇誕生日〜24日の水曜日にかけて冬型の気圧配置が強まり、寒の戻りがあるようだ。
なお、本日、カロリン諸島に台風1号が発生。
日本には近づかず、フィリピンから南シナ海に向かって西北西進する予想なので、影響はなさそう。
関東は南西風をかわす場所が無難
週末は前線や低気圧の影響で全国的に南西風が強まりやすくなる見込み。
関東では千葉・茨城の風をかわす場所が狙い目となりそうだが、ウネリは抑えられてしまいスモールコンディションが中心になりそう。
特に20日の土曜日は風が強く、茨城の波崎などはオフショアながら影響が気になる可能性がある。
21日の日曜日は風がおさまってくる見込み。
基本的にロングやミッドレングスなど浮力があるボードの方が楽しめる週末になりそう。
湘南は風波でサイズアップする可能性が高いものの、波質は期待出来ないでしょう。
風がおさまる予想の週明けには一気にサイズダウンすることも考えられる。
西日本も風をかわす場所が無難
19日の金曜日の時点で宮崎も含めてスモールコンディションの西日本。
週末は同じく前半をピークに南西風が強まりやすくなり、風をかわす場所はスモールコンディションが続くことが予想される。
和歌山・磯ノ浦のようにオンショアになる場所に関しては風波が強まる可能性があるものの、波質は期待出来ない。
日本海は後半に落ち着く可能性があるが…
冬型の気圧配置により季節風が強く、19日の金曜日の時点でも多くの場所でクローズアウトが続いている日本海。
週末は前半をピークに南〜南西風が強まる見込み。
基本的にハードコンディションが続きそうだが、風がおさまる傾向となる21日の日曜日は落ち着く傾向となることが予想される。
(THE SURF NEWS編集部)