今年は2月、3月に気温が高い状態が続いたため、桜の開花も早まっている。
東京では昨年同様に史上最速の3月14日に開花が発表。
福岡では12日、四国3都市、高松、松山、高知では15日に開花が発表された。
20日は春分の日で祝日。
一般的に昼と夜の長さが等しくなる日とも言われている。
春は確実に進み、この一週間でもサーフィン可能な時間は伸びている。
関東は期待出来ない週末
先週末同様、今週末も春の嵐に注意!
今週末は20日の土曜日に高気圧の中心が北日本の東海上へ移動、夜には前線を伴った低気圧が対馬海峡付近へ移動。
21日の日曜日には低気圧が日本海を移動、前線が日本付近を通過する模様。
関東では20日の土曜日に千葉・茨城で東よりの風が入りやすくなるが、大きなサイズ変化なく、中途半端に風の影響が目立ってしまいそう。
湘南は北〜北東風、後半は南よりの風。前半はクリーンなフェイスながら千葉・茨城よりもウネリは弱いだろう。
21日の日曜日は南よりの風が強まる見込み。
湘南も含めて南向きの場所を中心に風波や高気圧からの吹き出しによる南東よりのウネリでサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
クローズアウトする場所も出てきそう。
千葉・茨城の風をかわす場所でも風速10メートル以上の風で厳しくなる可能性がある。
局地的な大雨や突風など災害にも注意したい。
西日本はコンディションが整う可能性もありそう
西日本は20日の土曜日が南東風、21日の日曜日は南〜南西風に変わり、強まる傾向。
九州では21日の日曜日に西よりの風に変わる見込み。
広い範囲でサイズアップする可能性があり、風が変わった後の九州はコンディションが整いそう。
国府の浜などのその他の場所の東向きの場所も風が変わった後は回復する可能性がある。
但し、21日の日曜日は局地的な大雨の予報も出ているので、十分に注意したい。
日本海は土曜日にサイズダウン、日曜日はサイズアップの可能性も
日本海は20日の土曜日が東〜南よりの風。
風に抑えられてサイズダウン傾向となる場所が多くなりそう。
21日の日曜日は西日本が北西風、北日本は南よりの風が入りやすくなる見込み。
日本海を移動する低気圧からのウネリが強まり、コンディションが上向く場所もありそう。
(THE SURF NEWS編集部)