この時期の台風としては珍しく太平洋側の広い範囲にウネリを運びそうな台風2号。
23日の金曜日の時点で沖縄の南を北東進しており、週末は日本の南を東進、26日の月曜日には小笠原近海で温帯低気圧に変わる模様。
ちなみに台風2号の名前はスリゲ。
これは北朝鮮が提案した名称で、鷲の一種。
関東、湘南狙いなら土曜日
週末は台風2号が日本の南を東進する一方、24日の土曜日は高気圧に覆われる模様。
25日の日曜日は低気圧が北海道の東を移動する模様。
24日の土曜日、関東では北東風が入りやすくなり、湘南や千葉の風をかわす場所は台風2号からの南よりのウネリや千葉では東海上の低気圧からの北東ウネリが残り、コンディションが整う可能性がある。
湘南の日中に関しては南よりの風に変わる可能性もあるので、早めに行動したい。
茨城では台風からの反応は鈍い一方、東海上の低気圧からの北東ウネリが続きそうだが、南部を中心に風の影響が気になることが予想される。
北部の朝に関しては風が弱い見込みなので、早めに行動したい。
25日の日曜日は南〜南西風が入りやすくなる見込み。
湘南は台風2号からの南よりのウネリが続きそうだが、風の影響が大きく出てしまうだろう。
千葉・茨城は低気圧からの北東ウネリの残り、千葉は台風からのウネリも加わり、共に風をかわす場所はコンディションが整う可能性もある。
但し、午後は気圧の谷の影響で天候、風共に不安定になる可能性があるので、まずは早めに行動したい。
西日本はハードコンディションが中心
西日本は関東よりも台風2号の影響を受けやすく、強い南東ウネリが続く可能性がある。
24日の土曜日は東よりの風も強く、宮崎を中心にハードになりそう。
国府の浜は比較的落ち着いた状態が続きそうだが、風の影響が大きく出てしまうだろう。
この方面は磯ノ浦などの風をかわす場所を狙いたい。
25日の日曜日も台風2号の南東ウネリが続き、日中は南よりの風、宮崎は北東風が入りやすくなる見込み。
風が弱い朝の内でもウネリが強過ぎる可能性があるので、基本的にはウネリをかわす場所をチェックした方が良さそう。
日本海は日曜日に変化がありそうだが…
日本海は23日の金曜日の時点で風波の残りで新潟は最大ハラ〜ムネサイズあるが、24日の土曜日は風が弱まり、サイズダウン傾向。
フラットに近くなる場所も多くなりそう。
25日の日曜日は北よりの風が強まり、風波でサイズアップする可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
(THE SURF NEWS編集部)